1905年7月8日公開の映画『カンフー・パンダ3』。
平和の谷を守る龍の戦士であり、パンダであるポーが主人公。カイという強大な敵が現れ、失われた故郷と本当の家族を求め、ポーが旅に出る物語が繰り広げられます。友情や家族の絆、自己成長をテーマにした感動の冒険が描かれます。監督はジェニファー・ユー・ネルソンとアレッサンドロ・カールーニ。
この記事では、映画『カンフー・パンダ3』で流れた音楽のうち5曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『カンフー・パンダ3』で流れた曲とは?
ポーが父とマスターたちの品を見て回るシーン
Also Sprach Zarathustra
ポーが父とマスターたちの品を見て回るシーンで流れた曲は、の『Also Sprach Zarathustra』です。
ポーの実父であるリー・シェンが現れて、親子で楽しそう!ポーはマスターたちの品が置いてある場所に案内し、リーは「空飛ぶマスター・サイの鎧」を身に付けます。
そして、胸元にあるベルトを引っ張ると壮大なクラシック音楽の冒頭と共に鎧から羽が出てきました。「チャーチャーチャーチャッチャー!」という音楽がかっこいいですね。
「Also Sprach Zarathustra」の冒頭部分「日の出(Sonnenaufgang)」は、映画『2001年宇宙の旅』などでも使用されており、壮大な雰囲気を持つことで知られていますよ。
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カイが復活するシーン
Imagine Dragons - I'm So Sorry
カイが復活するシーンで流れた曲は、Imagine Dragonsの『I'm So Sorry』です。
気を操るカイは、マスターたちを翡翠にしてしまうという恐ろしい敵!そんな彼が導師を翡翠にして魂だけの王国を脱出…中華風の前奏が流れつつ、登場するのがカッコイイですね。
曲は前奏のよう音楽のみ使われますが、映画の後半で導師・ウーグウェイを恨むカイが翡翠のツルとカマキリを連れてやってくる際にも流れました。
ポーがパンダや仲間にカンフーを教えるシーン
Shanghai Roxi Musical Studio Choirs And Metro Voices, London - Kung Fu Fighting (Celebration Time)
ポーがパンダや仲間にカンフーを教えるシーンで流れた曲は、Shanghai Roxi Musical Studio Choirs And Metro Voices, Londonの『Kung Fu Fighting (Celebration Time)』です。
導師から後継者を言い渡され、元の世界に戻れたポー!そして、ポーはパンダや仲間たちにカンフーを教えることになるラストとなりました。マスターたちもポーズをとったり、お父さんも頑張ってましたね。
全員が同じように動いていたり、気を使うための動きを真似したり…一体感があってステキだなと思いました。壮大な感じな音楽と共にハッピーエンドとなったのが良かったです。
エンディング1曲目
Patrick Brasca、Jay Chou - Try
エンディング1曲目で流れた曲は、Patrick Brasca、Jay Chouの『Try』です。
エンディングでは漫画風の絵が流れつつ、歌が流れていきます。ポーが、自らのアイデンティティを探す姿と重なり、自分自身を信じて挑むことの大切さを感じさせましたね。
「Try」は、勇気と自己発見をテーマにした楽曲で、エネルギッシュなリズムとポジティブなメロディが特徴。パトリック・ブラスカの爽やかな英語ボーカルと、ジェイ・チョウのリズミカルな中国語ラップが融合し、異文化の調和を象徴しています。
アップテンポで、聴く人に「挑戦する勇気」を与えるような前向きな印象を与えますね。
エンディング2曲目
The Vamps - Kung Fu Fighting
エンディング2曲目で流れた曲は、The Vampsの『Kung Fu Fighting』です。
ザ・ヴァンプスによる「Kung Fu Fighting」は、オリジナルのディスコサウンドに現代的なポップロックの要素を加えたアレンジが魅力。軽快なギターリフとアップテンポなビートが特徴で、聴く人に元気と躍動感を与えます。
ユーモラスでカンフーらしさを楽しく表現していて、エンディング曲にピッタリだなと思いました。映画のアクションシーンの躍動感とリンクし、コミカルで爽快なイメージを持つ一曲です。