2003年2月1日公開の映画『トランスポーター』。
フランス・アメリカのカーアクション映画。
主演:ジェイソン・ステイサム。監督:ルイ・レテリエ、コリー・ユン。
この記事では、映画『トランスポーター』で流れる音楽7曲をご紹介します。
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『トランスポーター』で流れる曲とは?
オープニング
Alfred Prinz - Concerto Pour Clarinette En La Majeur K622
オープニングで流れた曲は、モーツァルトの『Concerto Pour Clarinette En La Majeur K622(クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622)』です。
1791年に発表。
オーストリアの音楽家であるモーツァルトが作曲。演奏しているのは、同国のクラリネット奏者であるアルフレート・プリンツ。
ジェイソン・ステイサムの代表作のひとつである「トランスポーター」
映画「ザ・ワン」でジェット・リーとの共演後から、アクション俳優としてこの作品で頭角を現したと思います◎
いやーしかし若い!すてき!!
ルールを守る冷静な男っていうのがとにかくハマっています。
ステイサムは、今も「頭脳派な凄腕の男」というキャラクターが多いように感じますね。
彼が演じる運び屋・フランクがBMWに乗り込み、仕事を開始するオープニングで流れたのは「クラリネット協奏曲 」
華麗に優雅に仕事をこなすフランクにマッチした、煌びやかなクラシックです♪
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フランクがバーで仕事を依頼されるシーン
Tweet - Boogie 2Nite
フランクがバーで仕事を依頼されるシーンで流れた曲は、Tweetの『Boogie 2Nite』です。
2002年にリリース。
トゥイートは、アメリカのシンガーソングライター。
※ネタバレ有り
フランクは、ルールにのっとり見事なカーチェイスを繰り広げ、強盗たちを送り届けました。
が、結局強盗達が自分で逃げようとしてまんまと捕まっているのを、自宅テレビで観てニヤッとするフランク。
今作はダークヒーローのようなキャラクターですね!
なんだかちょっとワイルド・スピードのキャラ「ショー」にも似ているような気がします。
そして、ここで出て来るタルコニ警部(演:フランソワ・ベルレアン)は、シリーズの中でも人気のキャラ!
端正な顔立ちのオジさまなのですが、話し方や言い回しもステキ♪ フランスの俳優さんです◎
警察の目をかいくぐったフランクは、次の依頼を受けにバーへ。
店内で流れている曲は「Boogie 2Nite」
妖艶でセクシーな女性アーティストの、オシャレなR&Bです♪
フランクが山道を運転するシーン
Custom Blue - So Low
フランクが山道を運転するシーンで流れた曲は、Custom Blueの『So Low』です。
2002年にリリース。
カスタム・ブルーは、イギリスのバンド。
※ネタバレ有り
爽やかな顔で山道を行くフランク。
この表情を見て、普通に運転が好きなんだろうなぁなんて思ってしまいました。笑
途中、パンクしてタイヤ交換をしようとトランクを開けると、荷物がモゾモゾと動いている!!
これがヒロインのライ・クワイ(演:スー・チー)なんですね〜。
この女優さん、台湾の方なのですが、上戸彩さんに似てませんか?めちゃくちゃ可愛い…!
日本では、ジャッキー・チェンの映画「ゴージャス」や、ウーロン茶「煌」の昔のCMで観たことのある人もいるのではないでしょうか?
ここで流れているのは「So Low」
作中ではイントロしか流れませんが、ハスキーボイスが魅力的なエレクトロニック・ミュージックです♪
フランクがウォールに荷物を届けるシーン
Knoc Turn'al - Muzik
フランクがウォールに荷物を届けるシーンで流れた曲は、Knoc Turn'alの『Muzik』です。
2002年にリリース。
Knoc Turn'alは、アメリカのラッパー・シンガーソングライター。
※ネタバレ有り
ルールを破り、袋に入れられている女性の身を案じるフランク。
しかし脱走をしようとしたため、警官を二人倒してしまうハメに…。
ここで腕っ節も立つことが証明されました。今作、戦闘アクションにも期待出来ます!!
そして受取人であるウォールのもとへ。
この俳優さん、観たことあるなと思ったら、映画「ブレイド(クリース役)」や「ワイルド・スピード(ヴィンス役)」に出ていたマット・シュルツ。
一癖ある役とか悪役が多いんですよね〜、今作もとってもワルそう!
そんなウォールと、フランクのスマートな対応の仕方がまたステキなシーンでした◎
ここで流れるのは「Muzik」
悪役が登場する不穏なシーンにマッチした、ファンク・ヒップホップです♪
フランクがライをトランクに入れるシーン
Nate Dogg - I Got Love
フランクがライをトランクに入れるシーンで流れた曲は、Nate Doggの『I Got Love』です。
2001年にリリース。
ネイト・ドッグは、アメリカのR&B歌手。
※ネタバレ有り
ウォールから受けた荷物はなんと爆発物。フランクは間一髪のところで助かり、アジトへ復讐しに行きます。
このあたりから、フランクはただの「運び屋」から「元・特殊部隊」としての一面が色濃く出始めますよ!
戦闘シーンは音楽に合わせた演出で、敵を蹴散らすシーンをノリながらスカっと観ることが出来ました◎
やはり、ステイサムのアクション素晴らしいですよね。
なんというか、型がきちんと出来ている上に緻密に考えられたアクションなので、一種の芸術を観ているようにも感じる!
そして、脱出する時の車に勝手に乗っていたライを置き去りにしようとするも、優しさが出てしまい引き返して助けるのでした。
ここで流れるのは「I Got Love」
ローテンポのお洒落なファンク・R&Bミュージックです♪
フランクがタルコニを人質に取るシーン
Missy Elliott - Scream a.k.a. Itchin'
フランクがタルコニを人質に取るシーンで流れた曲は、Missy Elliottの『Scream a.k.a. Itchin'』です。
2001年にリリース。
ミッシー・エリオットは、アメリカのアーティスト、音楽プロデューサー、女優。
結局、ライと人質たちを助けることにしたフランク。
タルコニとタッグを組んで、悪党組織に立ち向かいます。
さぁ、運び屋関係無くなって来ました。笑
このタルコニのように、ダークヒーローのことを理解して歩み寄る警察官、だいたい人気出ますよね!
映画「バットマン」のジェームズ・ゴードン刑事もそんな感じ。
どちらも、主役にとっての面倒見の良いお父さん、盟友のような存在だと思います◎
ここで流れるのは「Scream a.k.a. Itchin'」
グラミー賞アーティスト、ミッシー・エリオットのバンガー・チューンなEDM・ヒップホップです♪
エンディング〜エンドロール
Nadia - Life of a stranger
エンディング〜エンドロールで流れた曲は、Nadiaの『Life of a stranger』です。
2002年にリリース。
※ネタバレ有り
特殊部隊って強すぎやしません?…って思うほど、フランク最強過ぎます。笑
敵を一人でぶっ倒して行くのですが、途中のオイルぬるぬる戦闘シーンは中々観たことが無いし見応えがありました!
そのあとはカーチェイスをしながらのアクションでしたが、さすが「TAXI」シリーズでお馴染みリュック・ベッソンが脚本なだけあって、わかりやすくも迫力のある展開◎
そして、ラストはライが父親を銃殺するというちょっと切ない終わり方でした。
この切ない感じも、リュック・ベッソンの代表作「レオン」に通ずるものがありますね!
スカっと終わったエンディングから、エンドロールまでまるっと流れるのは「Life of a stranger」
女性ボーカルの透き通るようなハスキーボイスが魅力的な、まったりとしたバラードです♪
筆者の感想
ジェイソン・ステイサムの若き日のアクションを観たければ、この「トランスポーター」を観るべし!
今よりも増してキレッキレな戦闘シーンは華麗で美しく、見とれてしまいますよ。
ストーリーとしては、クールだけれど人情味があって憎めない主人公や、個性的なヒロイン、主人公の味方となる警察官など、キャラクターがわかりやすく、また覚えやすい脚本で老若男女楽しめる作品となっています。
疲れた時に何も考えず観るのがオススメ♪
挿入歌は少ないものの、インストも含めシーンにマッチしており、音楽に合わせたアクションシーンはとにかく見応えアリ。
ヒップホップ、R&B、ファンク、EDMまで少ないながらもジャンルは広いので、ぜひ音楽も一緒に楽しんでくださいね!!
サウンドトラック
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