2018年2月16日公開の映画『グレイテスト・ショーマン』。
見る者の目を奪うサーカスを講演し始めたバーナムの物語が描かれるミュージカル作品です。華やかなショーや本格的なオペラの公演などが描かれ、主演はヒュー・ジャックマン、監督はマイケル・グレイシー。日本の興行収入は44億円ほどでした。
この記事では、映画『グレイテスト・ショーマン』で流れた音楽12曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『グレイテスト・ショーマン』を観る方法
『グレイテスト・ショーマン』で流れた曲とは?
オープニング
Hugh Jackman ,Keaka Settle,Zac Efron,Zendaya,The Greatest Showman Ensemble - The Greatest Show
オープニングで流れた曲は、Hugh Jackman ,Keaka Settle,Zac Efron,Zendaya,The Greatest Showman Ensembleの『The Greatest Show』です。
「ウォーオーオオオー」という掛け声で始まり、足を踏み鳴らす音と共にバーナムを演じるヒュー・ジャックマンの歌が始まっていく曲。
サーカスの演出と共に「すべて忘れて楽しもう」という歌詞が続き、華やかな出演者が登場!
炎やジャグリングなどの盛大なショーが始まるため、エンターテインメント性の高いステージが見ものとなります。高らかに歌うバーナム、掛け声を上げるショーの参加者の歌は元気が出ますね。
そんなサーカスの様子を夢見るバーナムは、仕立て屋の父に連れられてお屋敷へ。チャリティという少女とのロマンスが始まっていきますよ。
この曲は映画の最後にテントでショーを始める際にも流れます。
バーナムとチャリティが一緒に過ごすシーン
Ziv Zaifman,Hugh Jackman,Michelle Williams - A Million Dreams
バーナムとチャリティが一緒に過ごすシーンで流れた曲は、Ziv Zaifman,Hugh Jackman,Michelle Williamsの『A Million Dreams』です。
チャリティは花嫁学校に行くことになり、家を抜け出してバーナムの元へ。2人で海を見たり、誰も近寄らない草だらけの家に行ったり…2人だけの冒険を楽しんでいましたね。
そして、バーナムが高らかに歌い始め「無数の夢で眠れなくなる」と歌詞を続けるのは夢を感じさせ、幻想的な影絵を見たりする姿も印象的でした。
2人は大人になっていき、バーナムがチャリティに手紙を贈ったり、亡き父を埋葬したりというシーンが続いていきます。
大人になったバーナムがチャリティを迎えに行くシーン
Michelle Williams,Hugh Jackmam - A Million Dreams(Reprise)
大人になったバーナムがチャリティを迎えに行くシーンで流れた曲は、Michelle Williams,Hugh Jackmamの『A Million Dreams(Reprise)』です。
鉄道で働けば大金を稼げると知ったバーナムは仕事を経て大人になりました。そして、チャリティを迎えに行って彼女の父親に「娘さんを幸せにする」と言うのです。
そうしてバーナムが歌い始め、チャリティと共に踊るのがステキ。チャリティ役のミシェル・ウィリアムズの高音を響かせる声と共に2人の歌が続いていく中、月を背にしてダンスをするという幻想的な演出がステキでした。
バーナムが娘たちに贈り物をしてアイデアが浮かぶシーン
Austyn Jonhson,Cameron Seely,Hugh Jackmam - A Million Dreams(Reprise)
バーナムが娘たちに贈り物をしてアイデアが浮かぶシーンで流れた曲は、Austyn Jonhson,Cameron Seely,Hugh Jackmamの『A Million Dreams(Reprise)』です。
影絵のおもちゃを照らしながら、家族たちが願いを口にしていくのが微笑ましいですね。
娘たちが『A Million Dreams(Reprise)』を歌い始め、バーナムもポツリとこぼすように「ミリオンドリームズ」と言うのが印象的。彼は大きな夢を叶えるために銀行に赴くシーンに続いていくのでした。
彼は事業計画を説明しますが銀行はお金を貸してくれそうもない…そこでバーナムは南シナ海の海底に沈んだ船を担保にしてお金を借りるという機転は流石ですね。
こうして博物館を買ったバーナムですが、不気味なものが飾ってあるため驚かされますよ。
バーナムと団員達が初めてショーをするシーン
Hugh Jackman,Keala Settle,Daniel Everidge,Zendaya,The Greatest Showman Ensemble - Come Alive
バーナムと団員達が初めてショーをするシーンで流れた曲は、Hugh Jackman,Keala Settle,Daniel Everidge,Zendaya,The Greatest Showman Ensembleの『Come Alive』です。
バーナムがショーを準備する際に歌い始め、多くの客がチケットを買っていく!「カムアライブ」という歌詞と共にステージの裏で皆の身なりを整えるのが見ものです。
ヒゲを蓄えた女性のレティが客の前に出て、将軍姿の小さな男が現れるシーンに変わっていくと、さらにパワフルな歌が続いていきます。
その後、大きなステージでミュージカルを繰り広げるシーンからも目が離せませんよ。
入れ墨だらけの男、毛むくじゃらの者、巨人や巨漢…そうした者が衣装を着て現れ、世界一の空中ブランコなどのショーをするのには目を見張るでしょう。
バーナムとフィリップが一杯飲み始めるシーン
Hugh Jackman,Zac Efron - The Other Side
バーナムとフィリップが一杯飲み始めるシーンで流れた曲は、Hugh Jackman,Zac Efronの『The Other Side』です。
上流とのツテがあり、舞台を主に扱うフィリップに対し交渉をするバーナム。彼のショービジネスの才覚を見込んで、全てを捨ててサーカスへと言うのですが…受け入れてもらえ無さそうでしたね。
そこから二人がショットを飲み、バーナムが歌い始めるのが見もの!バーテンの軽やかな動きと共にノリの良い動きと共に、バーナムの力強い歌が続いていくのが見どころですよ。
フィリップを口説くような歌詞の後、彼は断ろうと歌を続けるのですが…フィリップを演じる ザック・エフロンの爽やかなな歌と動きに注目ですね。
音楽とリズムに合わせて歌い踊る演出からは目が離せない中、「もう一つの人生へ」という歌詞と共にフィリップが新たな道を歩み始めていくのを見守りましょう。
オペラ歌手のジェニーがステージで歌うシーン
Loren Allred - Never Enough
オペラ歌手のジェニーがステージで歌うシーンで流れた曲は、Loren Allredの『Never Enough』です。
ジェニーを呼んだ公演は上流の客たちが押しかけ、高級感のある劇場でオペラが始まります。ピアノの伴奏で始まり、オペラを歌い始めるジェニー…彼女を演じるレベッカ・ファーガソンの歌声に引き込まれるワンシーンですね。
「ネバーイナフ」という歌詞を続けていき、決して満ちたりないという思いを込めていくのが印象的。ステージ上で歌う彼女、オーケストラの演奏から本物のステージという雰囲気を感じさせてくれました。
世界一のショーを実現できたバーナムのその後を見守ってくださいね。
レティが「これが私」と堂々と歌うシーン
Keala Settle,The Greatest Showman Ensemble - This Is Me
レティが「これが私」と堂々と歌うシーンで流れた曲は、Keala Settle,The Greatest Showman Ensembleの『This Is Me』です。
蔑まれることの多かった見た目が変わっている団員達。その中で、レティがつぶやくように歌を始めて徐々に力強くなっていく!
将軍も歌を続け、堂々と生きていくことを決意していくという勢いの凄まじさを感じました。歌のラストにかけてはサーカスのシーンに移り、人々の注目を集めつつ「これが私」と言い放つように歌うのには引き込まれますね。
レティを演じるキアラ・セトルのパワフルで様々な衣装に身を包む団員達に見入ってしまいました。
この曲はエンディングの1曲目でも流れます。
フィリップがアンのために歌うシーン
Zac Efron,Zendaya - Rewrite The Stars
フィリップがアンのために歌うシーンで流れた曲は、Zac Efron,Zendayaの『Rewrite The Stars』です。
フィリップは劇場にアンと共に向かいますが、両親と鉢合わせてしまったことで険悪なムードに…アンを使用人扱いするフィリップの両親に対し、彼女はサーカスに戻ってしまいましたね。
世間のそうした視線に嫌気がさしていたアンに向けてフィリップは歌を捧げるのでした。静かに語るようにフィリップが歌い始め、アンはロープを使ったショーを練習する…そうして彼女も歌を続けていくシーンはロマンスの様子と共に引き込まれます。アンを演じる ゼンデイヤの魅力にも注目ですよ。
この曲はアンがフィリップの身を案じて側で涙を流しながら口ずさむように歌うシーンと、エンディングの2曲目でも流れます。
チャリティがバーナムを想って一人で歌うシーン
Michelle Williams - Tightrope
チャリティがバーナムを想って一人で歌うシーンで流れた曲は、Michelle Williamsの『Tightrope』です。
チャリティは今の生活が幸せであるとバーナムに言いますが、彼はこれまでの人生もあって周囲を見返そうとしていましたね。
そんな彼がツアーに向かう際にチャリティが静かに歌い始めます。娘のバレエの発表会のシーン、バーナムの公演が交互に映し出されるのは切なさを覚えました。
力強く思いを語るチャリティの不安、「約束はどこへ?」と問いかける歌詞も含めて見入ってしまうでしょう。
果たしてバーナムは家族の幸せについて思い直すことができるのでしょうか?
バーナムとの別れを知ったジェニーが最後の舞台で歌うシーン
Loren Allred - Never Enough(Reprise)
バーナムとの別れを知ったジェニーが最後の舞台で歌うシーンで流れた曲は、Loren Allredの『Never Enough(Reprise)』です。
ジェニーはリンドの公演が好評だったことに喜び、バーナムと祝杯を上げようとしる様子が微笑ましいですね。しかし、バーナムは彼女にこの後の公演は一人で大丈夫だろうと言うのです。
そうして舞台が始まり、切なさを感じる『Never Enough(Reprise)』を歌うジェニー…。悲しそうに歌う姿に痛々しさも覚えつつ、歌い終えた彼女は拍手を浴びながらバーナムにキスをするのには驚きです。
怒りと悲しみの感情を抱くジェニー、新聞の報道に載ってしまうバーナム。果たしてどういった展開が待ち受けているのでしょうか?
バーナムが団員に励まされて再起するシーン
Hugh Jackman,The Greatest Showman Ensemble,Michelle Williams - From Now On
バーナムが団員に励まされて再起するシーンで流れた曲は、Hugh Jackman,The Greatest Showman Ensemble,Michelle Williamsの『From Now On』です。
バーナムはスキャンダルが発覚してジェニーの公演が中止、家も差し押さえられ、サーカスの施設は焼失…全て失うというラストはハラハラさせられましたね。
そんな彼に残されていたのはサーカスの団員たちだったのです。彼らに励まされたバーナムはポツリと歌い始め、誰のために頑張って来たのかを思い出していくのがステキでした。
「さあみんなで家に帰ろう」という歌詞と共に団員たちが力強いステップと共に歌を続けていく感動的なシーンが印象的。
この歌はチャリティと再会したバーナムが再び約束するように歌を口ずさみます。
筆者の感想
チャリティの献身的な姿勢やバーナムを想う優しさ、成功を追い求めすぎたバーナムの関係性が魅力的でしたね。バーナムはサーカスの団長のフィリップに任せ、家族の元へ。フィリップはアンとの関係を取り戻した…ハッピーエンドとなって良かったなと改めて思いました。
マンハッタンの立地が高いことから、テントでショーを始めるようになるバーナムたちも見もの!『The Greatest Show』をラストでも歌うため、最初に子供の頃のバーナムが夢を見ていたシーンが再現されたなと改めて思いました。
個人的にはバーナムとフィリップが『The Other Side』を歌うシーンが好き!リズムとテンポが良く、分け前の話で歌を終えていく一連のシーンは、サーカスとはまた違ったショーを見ているかのようでした。
ミュージカルもストーリーも楽しめる映画ですね。
サウンドトラック
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