『HiGH&LOW THE RED RAIN』で流れた挿入歌4曲をシーンごとに解説！

2016年10月8日公開の映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』。

雨宮兄弟の物語が描かれ、長男の尊龍との再会を果たしていきます。今作を経て雨宮兄弟の物語は『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』へ続いていきます。監督は山口雄大で、日本の興行収入は12億円ほどでした。

この記事では、映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』で流れた音楽4曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます

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『HiGH&LOW THE RED RAIN』で流れた曲とは？

尊龍のことを思い出してオープニングに移るシーン

EXILE TRIBE - HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike

尊龍のことを思い出してオープニングに移るシーンで流れた曲は、EXILE TRIBEの『HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike』です。

雅貴と広斗は兄の尊龍と共に仕事をしていたことを思い出しつつ、3人で笑っていたシーンは印象に残りますね。

そうしてパイプオルガンのある教会に荷物を届けますが…尊龍が「お前たちを誇りに思っている」と言い残して消えてしまったというストーリーは驚きですね。

雅貴がそんな尊龍のことを思い出しつつ、『HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike』が流れ始めるため、改めて映画のスタートを感じさせます。「ハイヤー！」という歌と共にオープニングに移るのがカッコいいですね。

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雅貴と広斗が雨の中立ち尽くすシーン

EXILE TAKAHIRO×登坂広臣 - THE RED RAIN

雅貴と広斗が雨の中立ち尽くすシーンで流れた曲は、EXILE TAKAHIRO×登坂広臣の『THE RED RAIN』です。

ピアノの前奏で始まり、男性シンガーのゆっくりとした歌が続いていく曲です。「人はなぜ人を裏切るのか」という歌詞はハイ＆ローシリーズの中でも九龍たちを思い出させますね。

そうして人とのつながりを考えさせられる歌詞が続く中、雨宮兄弟の長男である尊龍が死んでしまった姿が映し出されました。

雨が降り注ぎ、雅貴たちがなす術もなく立ち尽くす姿が印象に残り、広斗たちを守って尊龍が九龍たちに撃たれるシーンから目が離せなないラストを迎えたと言えるでしょう。

この曲はエンディング前のシーンでも流れます。

エンディング

ACE OF SPADES × PKCZ® feat.登坂広臣 - TIME FLIES

エンディングで流れた曲は、ACE OF SPADES × PKCZ® feat.登坂広臣 の『TIME FLIES』です。

エンディングでは低音のギターを連続で鳴り響かせ、「ウォーオーオー！」という掛け声のような歌が続いきます。

スタッフロールと共に雨宮兄弟の過去のシーンが映し出されるため、前までの展開がおさらいできますが…改めて雅貴と広斗の戦って来た経緯や、どういった者たちと関係を持ってきたのかを思い出せたのが印象に残ります。

懐かしさも感じつつ、歌に聞き入ってしまいました。

「ACE OF SPADES」、「PKCZ」と共に歌を務めた登坂広臣は、「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のボーカルで、『BLUE SAPPHIRE』が有名な曲です。

筆者の感想

雨宮兄弟と言えばバイク！バイクによるアクションの他にも、夕陽と共に雨宮兄弟がバイクに乗って走るシルエットが映し出されたりして演出にこだわりを感じさせますね。

そして、ラストでは雨宮兄弟が窓ガラスを割って屋敷に乗り込み、九龍の構成員たちを次々に叩きのめす！相手は銃やマシンガンを使うにも関わらず、あっという間に敵を倒してしまうのには驚きでした。

尊龍の存在は雅貴と広斗にとって大きいものでしたね。3兄弟の過去が明かされる中、どうやって関わって来たのかを知れて改めて彼らの関係性を考えたくなります。

「拳は大事なものを守るために使え」、「強く生きろ」という教えを胸に、雅貴と広斗が生きていく様を『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』以降の作品でも見守ってくださいね。

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