『ROAD TO HiGH&LOW』で流れる9曲をシーンごとに解説！

2016年5月7日公開の映画『ROAD TO HiGH&LOW』。

「EXILE TRIBE」のメンバーが出演するドラマの総集編としてまとめられた映画。コブラ、ヤマト、ノボルのを中心に描かれ、『HiGH&LOW THE MOVIE』に続いていく作品です。監督は久保茂昭、出演は岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太などです。

この記事では、映画『ROAD TO HiGH&LOW』で流れた音楽9曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます

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『ROAD TO HiGH&LOW』で流れた曲とは？

オープニング

三代目 J Soul Brothers - MUGEN ROAD

オープニングで流れた曲は、三代目 J Soul Brothersの『MUGEN ROAD』です。

この地区を支配していた「ムゲン」の紹介シーンがオープニングで流れ、雨宮兄弟との戦いもダイジェストで流れます。

大勢のムゲンのメンバーを相手に雨宮兄弟が戦い、琥珀と九十九と対峙したようでしたが…ムゲンが謎の解散をしたことで、SWORD地区が生まれたという経緯は壮大ですね。

そうした男たちの壮大なストーリーが熱を帯びたカッコイイ曲と共に紹介されるのが見どころです。この後、コブラとヤマトがノボルとの出会いを語るのにも注目ですよ。

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コブラがノボルのことを思い出すシーン

DOBERMAN INFINITY - Do or Die

コブラがノボルのことを思い出すシーンで流れた曲は、DOBERMAN INFINITYの『Do or Die』です。

ラップと共に「命を燃やす」という歌詞が続いていく曲は熱いですね。ノボルからコブラたちはどのように見えていたのかが気になったとのことでうが…そこで歌がいったん止まってコブラの語りが入り、再び曲が始まって人々が倒していくのが見ものです。

ノボルが刑務所から出所したり、駅のホームで戦いを繰り広げたり…そうした中で、チハルが鬼邪高で問題を起こしてヤマトが助けたという展開は、大ごとに発展していくので目が離せません。

村山が鬼邪高をまとめ上げた一連のシーン

DOBERMAN INFINITY - JUMP AROUND ∞

村山が鬼邪高をまとめ上げた一連のシーンで流れた曲は、DOBERMAN INFINITYの『JUMP AROUND ∞』です。

村山が鬼邪高をまとめ上げた経緯が紹介される中、『DOBERMAN INFINITY』が流れるのがカッコいい！村山はケンカ技術を競い合うファイトクラブを行い、自身がボコボコにされながらも笑顔を浮かべる様は異様さが際立ちますね。

「ジャンプ！」と連呼する歌詞と共に村山が頂点に立ったというシーンが語られるのが見ものでした。

そうした紹介を経て、ヤマトがチハルをどうしても助けるという経緯が語られていくのにも注目です。チハルが鬼邪高にケジメをつけに行ってしまうのですが…ドラマのような展開が繰り広げられますよ。

ナオミの店がロッキーたちに襲われるシーン

交響曲第９番

ナオミの店がロッキーたちに襲われるシーンで流れた曲は、ベートーヴェンの『交響曲第９番』の合唱曲です。

ホワイト・ラスカルズが山王会のダンを追ってナオミの店を荒らしに来た際にベートーヴェンの『交響曲第9番』が流れます。

壮大なオーケストラと合唱が流れ、スローモーションでホワイト・ラスカルズが暴れるシーンが流れるのが印象的。なぜナオミの店が狙われたのかが気になる中、ダンの話にも注目ですよ。

この曲は日本で『歓喜の歌』、『第九（だいく）』とも言われ、年末に流れることが多いのが特徴です。（上記の動画は同じ曲を歌った見本です）

ホワイト・ラスカルズのクラブが紹介されるシーン

PKCZ® feat. EXILE SHO - WHITEOUT

ホワイト・ラスカルズのクラブが紹介されるシーンで流れた曲は、PKCZ® feat. EXILE SHOの『WHITEOUT』です。

ダンはララという女性に誘われるがまま、ホワイト・ラスカルズの経営する「クラブヘブン」へ。そこでお使いを頼まれてSDカードを知らない男に渡しに行くのですが、まさか騒動に発展するとは驚きでした。

ナオミの店が荒らされた経緯を踏まえつつ、ホワイト・ラスカルズの紹介シーンで『WHITEOUT』が流れるため雰囲気があって良いですね。

彼らは女性を守るためのスカウト集団であり、ロッキーが率いる男たちは白の整った服を着ているのが特徴。女性を傷つけるものを許さないという意志の強さも伝わってくる曲が印象に残ります。

ノボルが九龍グループの一員となったことを告げるシーン

THE SECOND from EXILE - One Time One Life

ノボルが九龍グループの一員となったことを告げるシーンで流れた曲は、THE SECOND from EXILEの『One Time One Life』です。

九龍グループや家村会について紹介される際に低い声で力強くリズムを刻む歌が流れます。

SWORD地区の再開発のためにお金を集め、SWORDの壊滅を目論んでいた九龍…そうして家村会の一員となったノボルがコブラに会いに行くのには驚きでした。

用件だけを端的に話すノボルは、山王連合会に家村会の傘下に入るよう言って去る…コブラたち三人が仲良く過ごしたシーンが思い出されるため、前後のシーンを比較すると悲しさも覚えましたね。

無名街のルード・ボーイズが紹介されるシーン

GENERATIONS from EXILE - RUN THIS TOWN

無名街のルード・ボーイズが紹介されるシーンで流れた曲は、GENERATIONS from EXILEの『RUN THIS TOWN』です。

ダンがルード・ボーイズがいる無名街へ行き、スモーキーの妹であるララを追いかけました。無名街を守るスモーキーと共にパルクールのような軽やかな動きをするメンバーが登場！

予想できない動きを見せるルード・ボーイズは、服はボロボロですが飛び跳ねるような、空を舞うような動きは美しさを感じますね。

彼らにピッタリな軽快でクールな歌が続いていき、ここから「レッド・ラム」と呼ばれるドラッグが絡んでいたという話が繰り広げられるため目が離せません。

達磨一家が立ち上がるシーン

DJ DARUMA from PKCZ® - VOICE OF RED feat. GS

達磨一家が立ち上がるシーンで流れた曲は、DJ DARUMA from PKCZ®の『VOICE OF RED feat. GS』です。

達磨一家はSWORDの祭りの権利を牛耳る、勝負を挑み続けるという理念を持っていましたね。太鼓の重低音と共に達磨一家の頭である日向が映し出され、赤を基調とした上着を着た者たちが紹介されていきます。

「とおりゃんせ」という歌詞が流れたり、ラップ調で特徴を紹介していくのが見ものですよ。

日向は家村会がSWORDをぶつけあうことが目的だということを知りつつも、山王連合会に攻め入る様子はハラハラさせられることでしょう。

ケンカをしていたコブラたちがノボルを説得するシーン

今市隆二 - FOREVER YOUNG AT HEART

ケンカをしていたコブラたちがノボルを説得するシーンで流れた曲は、今市隆二の『FOREVER YOUNG AT HEART』です。

家村会に居場所を無くしたノボルは銃を持ってSWORDが集まる場へ赴きます。そこで銃を撃ってしまいましたが空砲だった…危うくチハルが打たれたかと思われて冷や冷やしましたね。

コブラとヤマトの説得により、ノボルは彼らの元に戻れると考えて涙を流すのが印象的。感動的なラストにピッタリな穏やかな曲が良いですね。

このまま平穏な終わりを迎えるかと思いきや、ノボルが車にはねられるというラストには驚かされました。

この曲はエンディングでも流れます。

筆者の感想

コブラ、ヤマト、ノボルの3人の関係性をまとめつつも、劇的な展開などがおさらいできる作品でしたね。

コブラは仲間を守るために鬼邪高との対立を避けていましたが、ノボルの件があったことで学校に乗り込むという熱いシーンが印象的。

そして、弁護士を目指すノボルがまさか警察沙汰となったり、家村会の構成員になったりと目が離せません。そんなノボルのためにコブラは思い悩み、ヤマトは仲間のために奔走するのも見どころでした。

SWORD地区のチームと山王会が関わる際には紹介シーンと共に各チームのテーマが流れるのが良かったです。

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