2017年11月11日公開の映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』。
最終章である『HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION』はSWORD地区のチームが九龍グループと全面戦争を繰り広げる物語です。AKIRA、岩田剛典の他、岩城滉一などが出演し、監督は久保茂昭で日本の興行収入は13億円ほどでした。
この記事では、映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』で流れた音楽10曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
HiGH&LOW ORIGINAL BEST ALBUM
公開日 | 作品名 |
2016年公開 | 『ROAD TO HiGH&LOW』で流れる9曲をシーンごとに解説! |
2016年公開 | 『HiGH&LOW THE MOVIE』で流れる16曲をシーンごとに解説! |
2016年公開 | 『HiGH&LOW THE RED RAIN』で流れた挿入歌4曲をシーンごとに解説! |
2017年公開 | 『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』で流れる14曲をシーンごとに解説! |
2017年公開 | 『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』で流れる10曲をシーンごとに解説! |
2018年公開 | 『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』で流れる11曲をシーンごとに解説! |
2019年公開 | 『HiGH&LOW THE WORST』で流れた挿入歌10曲をシーンごとに解説! |
2022年公開 | 『HiGH&LOW THE WORST X』で流れる挿入歌10曲を解説! |
『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』で流れた曲とは?
西郷から話を聞いた雨宮兄弟たちが逃げるシーン
三代目 J Soul Brothers - MUGEN ROAD
西郷から話を聞いた雨宮兄弟たちが逃げるシーンで流れた曲は、三代目 J Soul Brothersの『MUGEN ROAD』です。
刑事の西郷からSWORD地区が九龍に狙われる理由を聞いた雨宮兄弟、琥珀、九十九の4人。そして低音を響かせる勢いのある曲が流れる中、建物がから出ようとすると九龍の構成員たちがやって来るのです。
雨宮たちは戦い始め、周りにあるモノを利用しながら高くジャンプして蹴りをするのも派手!そこに九龍の若頭が現れて金属の板も貫く刀を振るうのですが…配管が行き交う場で歩廊などに飛び移って戦うアクションも必見ですよ。
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九龍が無名街を襲ってスモーキーが決意するシーン
Valentine feat. Rui & Afrojack - Break into the Dark
九龍が無名街を襲ってスモーキーが決意するシーンで流れた曲は、Valentine feat. Rui & Afrojackの『Break into the Dark』です。
無名街が九龍の構成員の攻撃を受け、スモーキーは囮になると言って仲間を逃がします。タケシに「みんなを頼む」と言い残したスモーキー…そのシーンで歌と共に切ないピアノの音が流れていくのがとても悲し気でしたね。
スモーキーを助けに雨宮兄弟たちも急ぎ向かいましたが、先に家村会の二階堂(カイン)がスモーキーの元に到着していました。
カインと呼ばれた二階堂は狼狽しつつ、スモーキーにとどめを刺すという悲しいワンシーンとなる中、「最高の人生だった」と言い残すスモーキーの姿が印象に残ります。
SWORDが立ち上がるシーン
EXILE TRIBE - HIGHER GROUND
SWORDが立ち上がるシーンで流れた曲は、EXILE TRIBEの『HIGHER GROUND』です。
琥珀が「これが最後の喧嘩だ」と言うとディスコ調の音楽が始まり、「ハイヤー」という声と共にSWORDのリベンジがスタート!バイクに乗った面々が映し出され、それぞれの思いを語るのです。
村山が「自分らの方がよっぽどいい大人になれる気がする」と言う話を理由と共に語ったり、日向は人生観や祭りへの思いを語るのです。
そして、ロッキーは「腐った色には染まらない」と言うのも踏まえると、それぞれの思いが印象に残りました。
この曲はSWORDと九龍の戦いが終わった際にも流れます。
雨宮兄弟が若頭と戦うシーン
ACE OF SPADES - SIN
雨宮兄弟が若頭と戦うシーンで流れた曲は、ACE OF SPADESの『SIN』です。
薬品工場の内情を知る研究者の馬場を発見し、研究資料を得ようとみんなが動き出す!しかし、若頭が再び行く手を阻み、雨宮兄弟が彼の相手をすることに…腕っぷしのある者同士の戦いが始まり、刀を武器にする若頭が優勢かと思われましたね。
リーチのある相手を前に、雅貴はなんとチェーンを巻いて対抗!勢いのあるエレキギターの音と共に「くだらねぇから」という歌が始まるのがくーるですね。
そうして広斗もチェーンを腕に巻いて戦う姿は必見ですよ。
達磨一家が花火を打ち上げるシーン
DJ DARUMA from PKCZ - VOICE OF RED
達磨一家が花火を打ち上げるシーンで流れた曲は、DJ DARUMA from PKCZの『VOICE OF RED 』です。
雨宮兄弟やコブラたちが揃う中、九龍の一団が橋の塞ぐ…蹴散らす時間は無いと判断した達磨一家はなんと大量の花火を用意!日向の合図と共に大量の花火が打ちあがるのが見ものですね。
「俺を動かす!」という歌詞と共に「派手に舞い散れ」という歌が続き、色とりどりの鮮やかな煙を上げつつ花火の音が響き渡りました。
そうして「達磨一家!」と締めくくるのも良いですね。
この曲はエンディングで達磨一家のシーンが紹介される際にも流れます。
エンディング1曲目(山王連合会のテーマ)
DOBERMAN INFINITY - Do or Die
エンディング1曲目で流れた曲は、DOBERMAN INFINITYの『Do or Die』です。
「付きまとう試練」という歌詞で始まるエンディング!新しい物語の始まりを感じさせつつ、コブラや山王連合のメンバーのダイジェストが流れるのが懐かしさも感じます。
村山がコブラを訪ね、引退が近付いてきたからバイクを買いたいと言うため相変わらずフレンドリーだなと思いました。免許が取れるか聞かれて退散する村山、それを「ふっ」という感じで笑うコブラの姿が印象的です。
エンディング2曲目(鬼邪高のテーマ)
DOBERMAN INFINITY - JUMP AROUND ∞
エンディング2曲目で流れた曲は、DOBERMAN INFINITYの『JUMP AROUND ∞』です。
村山や鬼邪高のメンバーが戦って来たシーンが流れる中、「アアオゥ!」と盛り上げる歌詞が印象的。ノリの良い曲と共に、鬼邪高の者たちが暴れまわったシーンが映し出されるため、「無茶してきたな~」という思いで見てしまいますね。
「ドーベルマン・インフィニティ」はヒップホップグループで、2000年から活動を始めました。『LOST&FOUND 』、『オトコ白書』などが有名な曲です。
エンディング3曲目(ホワイト・ラスカルズのテーマ)
PKCZ® feat. EXILE SHO - WHITEOUT
エンディング3曲目で流れた曲は、PKCZ® feat. EXILE SHOの『WHITEOUT』です。
ロッキーは新しい「クラブヘブン」を作るとコウに言いつつ、広々としつつもガランとした屋内を歩きます。ガラスの手すりや白を基調とした屋内は彼らにピッタリだと感じましたね。
ナイトクラブを思わす妖艶な歌と曲が流れる中、人数を増やすために「スカウトをしに行くか」と話すロッキー…前作では傷だらけだったことも踏まえると元気で良かったと思いました。
「PKCZ」は2014年にEXILE HIROが集めた者たちで構成され、『PLAY THAT』、『CUT IT UP』などが有名な曲です。
エンディングの5曲目(ルード・ボーイズのテーマ)
GENERATIONS from EXILE TRIBE - RUN THIS TOWN
エンディングの5曲目で流れた曲は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの『RUN THIS TOWN』です。
ルード・ボーイズの過去の名シーンが流れる中、軽やかでスピーディーな曲が流れます。足場の少ない場所での戦い、スモーキーのたくましいアクションなどから目が離せませんでしたね。
そして、「愛の意味さえ知らない 名乗るべき名前なんてない」という無名街の者たちを表す内容に耳を傾けたくなります。
ララがスモーキーの墓参りをし、メンバーたちは家族を守っていくと断言して去るのも合わせて見入ってしまいました。
エンディングの最後の曲(マイティ・ウォーリアーズのテーマ)
MIGHTY WARRIORS - GOOD LIFE
エンディングの最後の曲は、MIGHTY WARRIORS の『GOOD LIFE』です。
エンディングが終わり、アイスとジェシーが語り合う際に曲が流れます。「We get so high」と伸び伸びと歌い、ゆったりとした曲と共に続いていくのが心地良いですね。
「俺たちいつも通り」という歌詞と合わせてマイティ・ウォーリアーズの生き様を感じさせます。ラップと共に人生を語っているようにも思えるでしょう。
ジェシーは次のステージへ新たな一歩を踏み出しつつ、アイスもそれに応じるようにするのが印象的でした。
筆者の感想
コブラが拷問されたり、刑事の西郷が味方として振舞ったり驚きの展開が続いていく映画!そして、薬品工場の新薬の開発が関わっていたことでスモーキーたちの病の謎が明かされていくというストーリーからも目が離せません。
3作目に相応しい集大成とも言えるストーリーとなる中、各々の戦う姿は応援したくなりました。また、演出の派手さも見どころでしたね。
無名街で爆破セレモニーをすると大臣が決めたばっかりにマスコミたちを利用されることになるとは見ものです。隠ぺいしていた研究資料が壇上で公表され、公害の影響で病に侵されたエリも必死に訴えかける姿が印象的で、最後は九龍を相手に無事に戦いを終えるというのもホッとしました。
今作は音楽と共にエンディングに引き込まれたのもポイントでしょう。
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サウンドトラック
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