『DTC －湯けむり純情篇－ from HiGH&LOW』で流れる11曲をシーンごとに解説！

2018年9月28日公開の映画『DTC －湯けむり純情篇－ from HiGH&LOW』。

『HiGH&LOW』シリーズに登場するダン、テッツ、チヒロがバイクで旅に出るという青春ムービーが描かれ、ケンカ無しで人情を感じさせる作品です。山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹が出演し、監督は平沼紀久。「EXILE TRIBE」などの劇中歌があります。

この記事では、映画『DTC －湯けむり純情篇－ from HiGH&LOW』で流れた音楽11曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます

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『DTC －湯けむり純情篇－ from HiGH&LOW』で流れた曲とは？

DTCが歌とダンスによるショーを披露するシーン

山下健二郎,佐藤寛太,佐藤大樹,駿河太郎 - traffic light

DTCが歌とダンスによるショーを披露するシーンで流れた曲は、山下健二郎,佐藤寛太,佐藤大樹,駿河太郎の『traffic light』です。

映画が始まるとDTCが覚悟を決めるようにして歌とダンスを始める！登場人物と共に踊るステージと、DTCたちの華麗で軽やかな歌が披露されるのが見どころですね。

軽やかなステップなどと共に初登場の男性の姿も見受けられますが…歌が終わってタイトルが表示されると、数週間前のできごとから話が始まりますよ。

この曲はラストのプロポーズ作戦でも流れ、歌っていた宮崎という男性のストーリーも踏まえてショーを見ることができるためお見逃しなく！

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縦笛兄弟がDTCにツアーの説明をするシーン

ACE OF SPADES - SIN

縦笛兄弟がDTCにツアーの説明をするシーンで流れた曲は、ACE OF SPADESの『SIN』です。

小沢たちはリコーダーを扱う「縦笛兄弟」としてツアーをするとDTCに説明し、「強く…強く吹く」とガッツポーズを決める際に『ACE OF SPADES』の前奏のギターが流れます。

唖然とするDTCはツアーについて話を聞くのですが、まさかデビューもしてないのに開催するという事実は驚きですね。

縦笛兄弟がメンバーを増やして心細さを補おうと、衣装まで準備するという用意の良さも凄いと思いましたが…果たしてDTCの返答やいかに！？

縦笛兄弟がツアーのメリットを語るシーン

EXILE TRIBE - HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike

縦笛兄弟がツアーのメリットを語るシーンで流れた曲は、EXILE TRIBEの『HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike』です。

縦笛兄弟の小沢は「アーティストはモテるぞ」と言うと、『HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike』の前奏の音楽が流れます。

「よし、やるぞ！」という感じの勢いのある曲が流れ、DTCが立ち上がるので物語の始まりを思わせますね。そうしてDTCが曲の「ハイヤー」が繰り返されるタイミングに合わせて格好を付けるのが見もの！

「いくぞ！」と言われたDTCですが、行く気も無いのに思わせぶりな態度をとったと話すため笑ってしまいますよ。

DTCが旅に出る決意をするシーン

HONEST BOYZ® - BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA

DTCが旅に出る決意をするシーンで流れた曲は、HONEST BOYZ®の『BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA』です。

DTCは美人な女性がヒッチハイクでバイクに乗っていくのを見て、旅をしようと決意するのは彼ららしいですね。

その際に『BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA』が流れ、DTCの下心が垣間見える気がしました。貯金を切り崩し、バイクを用意する3人組ですが果たしてどういった旅を繰り広げるのでしょうか？

「べっぴんさん」と繰り返す歌詞が印象的な歌で、のんびりとした気分も感じさせる爽やかな曲です。ラップと共に思いを語っていきつつ、声を伸ばしていくパートがあるのも聞きどころでしょう。

DTCがバイクで旅に出るシーン

DOBERMAN INFINITY - Do or Die

DTCがバイクで旅に出るシーンで流れた曲は、DOBERMAN INFINITYの『Do or Die』です。

DTCは黒くてカッコイイバイクに乗って遠出へ！その際に『Do or Die』が流れ、ラップと共にノリの良い音楽が続いていきます。

クールに走る様を見送りつつ、途中で美味しそうなアイスクリームを食べたり、記念写真を撮影したり…そして、「サイコ―！」と叫びつつバイクを走らせて楽しそうに笑う姿が良いですね。

山王連合会のヤマトがDTCのためにヘルメットなどを用意して、DTCのロゴも入れてくれるという優しさが印象的でした。

達磨一家が射的場を宣伝するシーン

DJ DARUMA from PKCZ® - VOICE OF RED feat. GS

達磨一家が射的場を宣伝するシーンで流れた曲は、DJ DARUMA from PKCZ®の『VOICE OF RED feat. GS』です。

DTCが訪れた温泉街には商店などが立ち並ぶ中、達磨一家の3人組が「だるま射的」の店を出していましたね。

雷太たちはだるまを並べて「稼ぐぜ！」と言いつつ、1回500円だと宣伝する姿はいつも通りだなと思いました。

真っ赤な出店が映し出される中、『VOICE OF RED feat. GS』のワンフレーズが太鼓の音と共に流れます。

達磨一家はこの後でも活躍するシーンが待っていますよ。

スナックでダンが女性とカラオケで歌うシーン

山下健二郎,村川絵梨 - 修羅BANBAN

スナックでダンが女性とカラオケで歌うシーンで流れた曲は、山下健二郎,村川絵梨の『修羅BANBAN』です。

夜のスナックでダンが女性と一緒に歌い、大人っぽい雰囲気を醸し出していましたね。オーナーとダンの小芝居を経て、カラオケが続いていきます。

引き続きオーナーの声の良さにテッツとチヒロのテンションが上がっているのがおもしろかったです。

そうして住み込みのバイトを探すため、温泉宿の「森田屋」の主人に会いに行く3人！試しに仕事をと言われる中、朝5時に起きることになってダンは前向きに頑張ろうとし、チヒロはマリという女将に惹かれ、テッツはそれぞれの部屋を走りますよ。

ダンたちが来客を迎えるシーン

PKCZ® feat. EXILE SHO - WHITEOUT

ダンたちが来客を迎えるシーンで流れた曲は、PKCZ® feat. EXILE SHOの『WHITEOUT』です。

温泉宿で働くことになったDTCは、たまに嫌々ながらも洗濯や掃除を務めます。そうした中、ダンとテッツは宿を訪れたお客を迎えに行くのですが…。

なんと、ホワイト・ラスカルズだったため驚きましたね。彼らが入り口に現れる際に『WHITEOUT』の前奏だけ流れます。

白いキッチリとした服を身にまとう彼らにピッタリな音楽だと思いつつも、ダンとテッツが応対する姿はおもしろい！新しいクラブヘブンができるまで慰安旅行をしに来たMARCOたちですが、彼らはショーの際にも活躍しますよ。

縦笛兄弟が旅館で出し物をするシーン

山下健二郎,佐藤寛太,佐藤大樹,天野浩成,八木将康 - IIKOTO

縦笛兄弟が旅館で出し物をするシーンで流れた曲は、山下健二郎,佐藤寛太,佐藤大樹,天野浩成,八木将康の『IIKOTO』です。

縦笛兄弟が出し物をする予定でしたが2人だと不安だと言うのでチハルは協力すると申し出る！新進気鋭のアーティストと紹介されつつ、太鼓の音が鳴って「イイコト！」と繰り返しながら登場するのには笑ってしまいましたね。

力強いフリ、小刻みなステップ、そしてリコーダーによる演奏！まさに出し物という感じのテンションが伝わってきますね。

一曲の内の後半は「悪いこと」の紹介もあるため、バリエーションが豊かだなと思うことでしょう。

ショーとプロポーズの準備に向かうシーン

EXILE SHOKICHI - uten Boyz

ショーとプロポーズの準備に向かうシーンで流れた曲は、EXILE SHOKICHIの『uten Boyz』です。

アップテンポで勢いのある曲と共に、ダンたち3人が宮崎のためのプロポーズの準備へ！メグミと一緒に車に乗って会場に向かうDTCですが、掛け合いはやっぱり笑ってしまうシーンとなりました。

広々とした自然と共に車を映しつつ、会場に到着すると達磨一家によって彩られたステージが！DTCは観客を見つつ気合を入れ、映画のスタート時と同じ掛け合いをしながら仲間に合図をしていくのがクールです。

エンディング

DOBERMAN INFINITY - YOU & I

エンディングで流れた曲は、DOBERMAN INFINITYの『YOU & I』です。

プロポーズ作戦が上手くいき、子供のメグミがダンに改めてお礼を言います。ダンは本名を呼ばれて「好きになるやろ」と静かにこぼす姿が印象的。ニッコリしつつバイクに乗ってその場を後にするのが良いですね。

そのまま『YOU & I』が流れ、ラップパートと空高く響き渡るような歌が続いていくパートがあり、大空と海、自然の真ん中に走る道路が映し出される演出がステキでした。静かに語るようにするラップが続く中、エンディングに移ります。

エンディングでは縦笛兄弟のツアーに付き合うDTCの姿が映し出され、美味しそうにカップ麺を食べる姿もお見逃しなく。

筆者の感想

温泉宿の女将と、その子供のメグミたちのためにプロポーズ作戦を立てていくDTCの心温まる物語が繰り広げられましたね。

山王連合会の彼らに達磨一家やホワイト・ラスカルズのメンバーが協力していくという展開は、ケンカとは違った熱さを感じさせました。

SWORD協定によって彼らが協力するようになったのは改めて良かったなと感じつつ、DTCがバイクに乗って楽しそうに過ごすシーンが印象的です。メンバーが協力していくという展開は、ケンカとは違った熱さを感じさせました。

ショーや縦笛兄弟との出し物など、見て聞いて楽しめる『HiGH&LOW』シリーズのスピンオフ作品だと思いました。

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