2022年11月11日公開の映画『すずめの戸締まり』。
九州で暮らす17歳の主人公が青年と会って冒険を繰り広げる物語。原菜乃華、松村北斗が声優を務めます。監督は新海誠で『君の名は。』が有名な作品。音楽制作は人気バンドの「RADWIMPS」、作曲家である陣内一真が務めます。
この記事では、映画『すずめの戸締まり』で流れた音楽(主題歌)を16曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
パンフレットにエンドロールと同じ劇中歌の情報があったので、そちらを元に作成しております
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『すずめの戸締まり』で流れた曲とは?
主題歌・エンディング2曲目
十明(とあか) - すずめ feat.十明
オープニングは、十明(とあか)の『すずめ feat.十明』です。
主題歌「すずめ」を歌うのは十明(とあか)で、TikTokで人気のシンガーです。「ルールー」という歌声で始まる曲に引き込まれ、幻想的な雰囲気を感じさせる音楽が魅力!
穏やかな曲調からサビにかけて力強さを感じさせ、曲の2番以降は「もしかしたら」と繰り返す歌詞に色々と考えさせられますね。
この曲はオープニングで映画のタイトルが出る時、草太の部屋で準備をするシーン、エンディングの2曲目でも流れます。
この曲は「RADWIMPS」が音楽制作に携わり、以下の予告でも流れています。
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鈴芽たちがダイジンの行方をニュースで確認するシーン1
RADWIMPS - 糸守高校
鈴芽たちがダイジンの行方をニュースで確認するシーンで流れた曲は、RADWIMPSの『糸守高校』です。
ダイジンが神戸に向かっていることをニュースで見た鈴芽たち!その際に『糸守高校』か『K&A』が流れていましたね。この2つの曲は似ているため、改めてシーンを確認したいです。
ダイジンによりイスにされてしまった草太を抱えて鈴芽の旅が続いていくという展開に引き込まれるストーリー!果たして草太は元に戻れるのでしょうか?
『糸守高校』は映画『君の名は』のサントラの一つです。
鈴芽たちがダイジンの行方をニュースで確認するシーン2
RADWIMPS - K&A 初訪問
上記と同じようにニュースで流れた曲は、RADWIMPSの『K&A 初訪問』です。
草太は”閉じ師”として旅をしているとのことでしたが、大学生とは驚きですね。ダイジンを解放していしまった鈴芽は責任を感じつつ、草太の代わりに扉を閉める役割を果たそうとするのですが…。
なかなか同行を認めてもらえず、それでも一緒に行動していく中で信用される展開が映画の見どころでしょう。
『K&A 初訪問』は映画『天気の子』のサントラの一つです。
ルミのスナックで客が歌う曲の1つ目
チェッカーズ - ギザギザハートの子守唄
ルミのスナックで客が歌う曲の1つ目で流れた曲は、チェッカーズの『ギザギザハートの子守唄』です。
鈴芽が神戸で出会った二ノ宮ルミという女性はスナックを営み、そこでカラオケを楽しむ客が多くいましたね。お客さんが『ギザギザハートの子守唄』の「ララバイ」と繰り返し歌っていたのが印象的!
この曲は1983年にリリースされ、男性7人で構成される「チェッカーズ」による曲です。「チェッカーズ」は1980年代から活躍し、福岡県で結成されたロックバンドです。
スナックで客が歌う2つ目の曲
中島みゆき - 糸
スナックで客が歌う2つ目の曲で流れた曲は、中島みゆきの『糸』です。
鈴芽はスナックで食器を洗ったり、ワイングラスを出したりとお手伝いに忙しい!その代わりにご飯や宿を提供してもらうことで旅を続けていました。そうしてスナックのお客が楽しむシーンが続き、『糸』を歌っているシーンもありましたね。
『糸』は同名の映画の主題歌になっており、しっとりとした曲調と歌詞が特徴。
中島みゆきは1952年生まれの歌手で、『地上の星』、『銀の龍の背に乗って』などが有名な曲です。
スナックで客が歌う3つ目の曲
日野美歌、葵司朗 - 男と女のラブゲーム
スナックで客が歌う3つ目の曲で流れた曲は、日野美歌、葵司朗の『男と女のラブゲーム』です。
スナックはお客で盛り上がっている中、男女が『男と女のラブゲーム』を歌って盛り上げていましたね。この後、店じまいをしたスナックで鈴芽が焼うどんを食べるシーンも含めて印象に残りました。
この曲は1986年に武田薬品のCMで使われて有名になりました。
日野美歌は1962年生まれで『氷雨』が有名。葵司朗は『パパと娘のラブソング』が有名です。
鈴芽が新幹線で東京に向かうシーン
GODIEGO - 銀河鉄道999
鈴芽が新幹線で東京に向かうシーンで流れた曲は、GODIEGOの『銀河鉄道999』です。
ダイジンが東京にいるとわかった鈴芽は、山陽新幹線で向かいます。山陽新幹線の乗車の際に『銀河鉄道999』の音色が流れましたね。
原曲はGODIEGOによる、長い距離の旅を思わす歌が印象的です。新幹線では鈴芽が富士山を見たいとワクワクしていた中、寝てしまうというシーンも微笑ましく思えました。
『銀河鉄道999』は1979年にリリースされ、同名の映画の主題歌になっています。
鈴芽と環が芹沢の車に乗るシーン
荒井由実 - ルージュの伝言
鈴芽と環が芹沢の車に乗るシーンで流れた曲は、荒井由実の『ルージュの伝言』です。
御茶ノ水駅で鈴芽は芹沢の車に乗せてもらうことになり、彼女の居場所を突き止めた叔母の環も合流!人が多く行き交う中、鈴芽と環が口論しつつも車に乗り込むのが印象的でした。
『ルージュの伝言』は1975年にリリースされ、ポップで明るい曲になっています。芹沢が環たちに気を遣って流してくれた曲の1つになっており、彼が曲と共に歌うのも良いですね。
荒井由実は松任谷正隆と結婚して、松任谷由実と名が変わりました。
ドライブ中に芹沢が流す音楽の2曲目
松田聖子 - SWEET MEMORIES
ドライブ中に芹沢が流す音楽の2曲目で流れた曲は、松田聖子の『SWEET MEMORIES』です。
口論する鈴芽と環をダイジンが「うるさい」と叱りつけてから、2人はあまり口を利きませんでしたね。理由も話さず東北の実家に向かおうとする鈴芽を環は心配しているようでしたが…鈴芽はダイジンが「猫なのに喋るわけない」と誤魔化しつつ、一人で抱え込むのは確かに心配になります。
そうした中、ドライブ中に『SWEET MEMORIES』を流す芹沢。穏やかな音楽と優しい歌声が印象的な曲です。
この曲は1983年にリリースされ、歌っている松田聖子は1962年生まれの歌手です。
ドライブ中の音楽の3曲目
井上陽水 - 夢の中へ
ドライブ中の音楽の3曲目で流れた曲は、井上陽水 の『夢の中へ』です。
助手席で環は鈴芽のことを芹沢に話しつつ、彼が教育学部であるということを知っていきます。ドライブ中にポップな曲を流していく芹沢ですが、「大人なら知ってそうな曲」という感じで明るそうな曲を選んでいたようでしたね。そうした気遣いが印象的でした。
『夢の中へ』は1973年にリリースされ、「探し物は何ですか?見つけにくいものですか?」という歌詞の出だしも有名ですね。井上陽水が明るく、勢いよく歌う曲です。
ドライブ中の音楽の4曲目
斉藤由貴 - 卒業
ドライブ中の音楽の4曲目で流れた曲は、斉藤由貴の『卒業』です。
パーキングエリアで休憩をする一同ですが、環が鈴芽に本音を言い放ってしまうシーンはハラハラしましたね。
そこに黒い大きな猫のサダイジンも合流し、再びドライブへ…重苦しい雰囲気を払拭すべく、芹沢が何の曲を流そうかと選ぶ際に『卒業』が一瞬だけ流れます。明るめの曲ですが、テーマは少し切ないからかもしれません。
この曲は1985年にリリースされました。斉藤由貴は1966年生まれで、『悲しみよこんにちは』、『白い炎』なども有名な曲です。
ドライブ中の音楽の5曲目
国生さゆり With おニャン子クラブ - バレンタイン・キッス
ドライブ中の音楽の5曲目で流れた曲は、国生さゆり With おニャン子クラブの『バレンタイン・キッス』です。
芹沢は『バレンタイン・キッス』もちょっと違うなと思いつつ、少し流しましたね。
環が鈴芽に酷いことを言ってしまったと後悔しつつ、芹沢の前で涙を流すシーンも忘れられません。芹沢はソフトクリームを落として動揺しつつ、「闇が深い一家だ」とこぼすのも印象的でした。
この曲は1986年にリリースされました。国生さゆりは1966年生まれで、アイドルグループ「おニャン子クラブ」に在籍していた経緯があり、『夏を待てない』なども有名な曲です。
ドライブ中の音楽の6曲目
河合奈保子 - けんかをやめて
ドライブ中の音楽の6曲目で流れた曲は、河合奈保子の『けんかをやめて』です。
『けんかをやめて』を流すことにした芹沢!文字通り、ケンカをやめて仲良くして欲しいと思っていたのだろうと感じました。
この後、鈴芽の実家の跡地まで20キロある場所から、環が自転車の後ろに彼女を乗せて走っていくシーンに続いていきます。その際に仲直りができるのにも注目ですよ。
この曲は1982年にリリースされました。河合奈保子は1963年生まれで、『スマイル・フォー・ミー』、『エスカレーション』なども有名です。
エンディング1曲目
RADWIMPS - カナタハルカ
主題歌二つ目の曲であり、エンディングの2曲目で流れるのは、RADWIMPSの『カナタハルカ』です。
穏やかな伴奏と共に野田洋次郎さんが歌い上げるのが特徴。優しさを感じる歌ですね。
鈴芽が草太に一目惚れして、要石に対する責任もある中、必死に行動していくシーンを思い出させるエンディングでした。
草太も一人では成し遂げられなかった冒険を経て、再び人の姿に戻れたことで鈴芽との再会を果たす…色々と思いを巡らせたくなる映画のラストを迎えたのも印象的です!サントラや歌を聞いてからもう一度見たくなりました。
郷ひろみ - 2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-
郷ひろみ - 2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-
郷ひろみの『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』は、パンフレットやエンドロールで曲名が紹介されていましたが、どこで流れていたかは分かりませんでした。
『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』は1984年にリリースされ、タイトルは日本の総人口が1.2億人だったことから瞳の数はその倍であることから付けられたとされています。
郷ひろみは1955年生まれの歌手で、『言えないよ』なども有名な曲です。
もしシーンがわかるようでしたらコメントで教えてくれると嬉しいです!
吉幾三 - 俺ら東京さ行くだ
吉幾三 - 俺ら東京さ行くだ
吉幾三の『俺ら東京さ行くだ』は、パンフレットやエンドロールで曲名が紹介されていましたが、どこで流れていたかは分かりませんでした。
『俺ら東京さ行くだ』は1984年にリリースされ、田舎への思いをそのまま歌詞にし、ラップのようなリズムが忘れられないタイプの曲です。
「おらこんな村いやだ~」という思い、理由をゆっくりなラップで語っていくのが印象的。
吉幾三は1952年生まれの歌手で、『酒よ』、『雪國』などが有名な曲です。
もしシーンがわかるようでしたでコメントで教えてくれると嬉しいです!
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