2023年10月20日公開の映画『ザ・クリエイター/創造者』。
SF・アクション映画『ザ・クリエイター/創造者』は、ギャレス・エドワーズ監督のもと、人類とAIの戦争が描かれます。主人公が兵器のAIを見つけるため動きますが…AIの少女と出会って選択を迫られます。キャストにはジョン・デヴィッド・ワシントン、ジェンマ・チャン、渡辺謙らが参加しています。
この記事では、映画『ザ・クリエイター/創造者』で流れた音楽のうち、5曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『ザ・クリエイター/創造者』を観る方法
『ザ・クリエイター/創造者』で流れた曲とは?
ジョシュアがマヤとベッドで話すシーン
Astrud Gilberto - Fly Me To The Moon
ジョシュアがマヤとベッドで話すシーンで流れた曲は、Astrud Gilbertoの『Fly Me To The Moon』です。
ベッドの上で穏やかな時間を過ごすジョシュア(テイラー)とマヤ。もうじき子供も生まれるとのことで、ジョシュアが「俺の子かな?」と笑いながら話しつつ、マヤはわざと「どうかな?」と言うのが印象的。
笑顔でそうした会話もできる夫婦の良さが、穏やかな女性シンガーの歌と合わせて際立ちました。ムーディーな感じの曲がまた良いですね。
テイラーが目覚ましの音楽で起きるシーン
Norma Brock、The Keynoters & Jack Hale Orchestra - Evergood
テイラーが目覚ましの音楽で起きるシーンで流れた曲は、Norma Brock、The Keynoters & Jack Hale Orchestraの『Evergood』です。
「パッパパラ パッパパラ!」という管楽器の軽快で力強い前奏で始まり、女性シンガーの歌が続いていく曲!目覚めにピッタリで、テイラーが朝起きるシーンい合っているなと思いました。
「音を止めて」と聞きに言うことで目覚ましが止まり、義手を付けつつ清掃の仕事に向かうのを見守ることになりますが…この後の核爆弾が落とされた地の惨状とAIのロボットの挙動が印象に残りますね。
軍事兵器のニュースや過去のシーンが流れるシーン
The Vienna Sleep Academy - Suite Bergamasque, L.75: III. Clair de Lune
軍事兵器のニュースや過去のシーンが流れるシーンで流れた曲は、The Vienna Sleep Academyの『Suite Bergamasque, L.75: III. Clair de Lune』です。
穏やかなピアノの音で始まり、少しリズムが変わっていくのが印象的な曲。ノマドという軍事兵器をニュースを交えて紹介するシーンで曲が流れていきましたね。空中を超えて宇宙から敵を見つけるために青い光を放つノマド…その威力も必見です!
ドビュッシーのピアノ曲であり、ベルガマスク組曲「月の光」として日本でなじみがあります。この曲はエンディングでも流れたと思います。
テイラーがハウエル大佐たちとAIの兵器を探しに行くシーン
Radiohead - Everything In Its Right Place
テイラーがハウエル大佐たちとAIの兵器を探しに行くシーンで流れた曲は、Radioheadの『Everything In Its Right Place』です。
テイラーはマヤが生きていると聞いて再び任務へ!上官や仲間数人と共に軍用ヘリコプターに乗り、AIの兵器を探しに行く際に曲が流れました。(おそらく、上記の曲だったと思います)
ハウエル大佐の有無を言わせぬカッコ良さを感じさせつつ、仲間と共に無事に任務にあてれるのかが気になるところですね。 帰りにこのヘリコプターを使うシーンも個人的には印象的でした!
ジョシュアが車で移動するシーン
Deep Purple - Child In Time
ジョシュアが車で移動するシーンで流れた曲は、Deep Purpleの『Child In Time』です。
ジョシュアはアルフィーと共に車で移動する際に、ラジオから曲が流れました。伸び伸びとした感じのある男性シンガーの歌が印象的でしたね。
マヤの居場所を探す中、指輪の追跡装置を追って住んでいた家へ向かいますが…果たして彼女を見つけることができるのか、ハラハラします。Deep Purpleによる原曲は前奏から引き込まれるなと改めて思いました!
映画『ザ・クリエイター/創造者』のネタバレを劇場鑑賞者が解説!
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