2003年5月3日公開の映画『X-MEN2』。
ナイトクローラーがホワイトハウスを襲撃し、ストライカーがミュータントたちを狙うストーリーが展開されます。X-メンとマグニートーの一派との戦いは必見。監督はブライアン・シンガー、出演はヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、イアン・マッケランらです。
この記事では、映画『X-MEN2』で流れた音楽5曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
『X-MEN2』で流れた曲とは?
ナイトクローラーが大統領を襲うシーン
Dies Irae From Mozart’s Requiem In D Minor, K.626
ナイトクローラーが大統領を襲うシーンで流れた曲は、『Dies Irae From Mozart’s Requiem In D Minor, K.626』です。
ミュータントのナイトクローラーは姿を消して瞬時に他の場所へ移動ができる!ホワイトハウスを襲った彼の姿は真っ青な肌と長い尾が特徴的ですね。深い重低音の合唱が流れる中、ナイトクローラーが次々と銃を持った護衛を倒していくのは爽快でした。
「ミュータントに自由を」と書いてあるナイフが大統領の横に刺され、このシーンは終わります。
モーツァルトの「レクイエム ニ短調 K.626」の中の「Dies Irae(怒りの日)」は、最終的な審判の日を描写した荘厳な雰囲気が特徴です。
ローグとアイスマンが触れようとするシーン
Conjure One Featuring Poe - Center Of The Sun
ローグとアイスマンが触れようとするシーンで流れた曲は、Conjure One Featuring Poeの『Center Of The Sun』です。
ローグはボビーことアイスマンを傷つけたくないと思いつつ、キスをしそうに…ボーイフレンドと平穏に過ごすのは微笑ましいですね。遠くから少し歌が聞こえてくる中、ローガンが帰還します。
アカデミーの様子も含めて、ローガンと彼を取り巻く状況がわかりますが、モテる男はつらいですね!
マグニートーが収容されているシーン
The National Arts Centre Orchestra, Conductor Mario Bernardi - Eine Kleine Nachtmusik, Romanze
マグニートーが収容されているシーンで流れた曲は、The National Arts Centre Orchestra, Conductor Mario Bernardiの『Eine Kleine Nachtmusik, Romanze』です。
マグニートーの収容先が映し出される中、穏やかなクラシック音が流れていました。彼はストライカーにより薬を打たれていたのは少し痛々しいですね。鉄などの金属は使われていない収容施設のデザインが印象的です。
ストライカーはセレブロやチャールズの話を知りたいようでしたが…展開が気になりますね!
この曲はモーツァルトが作曲したセレナードで、ゆったりと美しいメロディと穏やかな雰囲気が特徴です。※動画は別の演奏者による同曲です
サイクロップスの車で逃げるシーン
N'Sync - Bye Bye Bye
サイクロップスの車で逃げるシーンで流れた曲は、N'Syncの『Bye Bye Bye』です。
ローガンを発見したストライカー…しかし、ローガンは彼に覚えが無さそうでしたね。それでも記憶のどこかで覚えているような状況はハラハラしました。
サイクロップスの車に乗ってローグたちと逃げる中、気まずい沈黙を破ろうとパイロが曲をかけます。ノリの良い歌が流れ、すぐに止めるローガン。ボストンに向かって夜道を走りだしますよ。
その頃、ストライカーはセレブロを見つけて中へ…彼の作戦が気になりますよ。
マグニートーの元に食事が運ばれるシーン
Don Great - Mozart’s Sonata K545
マグニートーの元に食事が運ばれるシーンで流れた曲は、Don Greatの『Mozart’s Sonata K545』です。
いつもの警備員のローリオがマグニートーの元に食事を運び、金属を所持していないとのことでしたが…何かに気付くマグニートーに対し、軽快なモーツアルトの曲が流れます。
「君の血液は鉄分が多すぎる」とマグニートーが言うと、体内の鉄分を凝縮し始めるのが凄い!ミスティークの暗躍による脱出劇はさすがです。
モーツァルトの「ソナタ K. 545」はピアノソナタであり、鮮明なメロディと明るい雰囲気が特徴です。※上記の動画は別の演奏者による同曲です