2013年9月13日公開の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』。
ヒュー・ジャックマン演じるローガン(ウルヴァリン)が、日本に渡る物語。過去の罪や自らの運命と向き合う中、マリコたちと逃走劇を繰り広げます。監督はジェームズ・マンゴールド。
この記事では、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で流れた音楽8曲をご紹介します。
※この記事はネタバレを含みます
公開年 | シリーズ作品 |
オリジナル | |
2000年 | X-メン |
2003年 | X-MEN2 |
2006年 | X-MEN:ファイナル ディシジョン |
新シリーズ | |
2011年 | X-MEN:ファースト・ジェネレーション |
2014年 | X-MEN:フューチャー&パスト |
2016年 | X-MEN:アポカリプス |
2019年 | X-MEN:ダーク・フェニックス |
ウルヴァリン | |
2009年 | ウルヴァリン:X-MEN ZERO |
2013年 | ウルヴァリン:SAMURAI |
2017年 | LOGAN/ローガン |
デッドプール | |
2016年 | デッドプール |
2018年 | デッドプール2 |
2024年 | デッドプール&ウルヴァリン |
『ウルヴァリン:SAMURAI』で流れた曲とは?
ローガンがジーンの夢を見て目覚めるシーン
Requiem Kv 626-Sequentia Rex Tremendae
ローガンがジーンの夢を見て目覚めるシーンで流れた曲は、『Requiem Kv 626-Sequentia Rex Tremendae』です。
ローガンが日本の長崎にいたという過去が明かされる冒頭。目覚めると隣にはジーンの姿が…これも夢だったと思うとショッキングですね。雪の跡が残る山でローガンは目覚め、「チャララー」という切なさを感じる音が聞こえてきます。
ラジオからクラシックが流れていたとわかる中、モーツァルトが作曲した音楽が印象的。ラテン語で「恐るべき王」とされる今曲とローガンの組み合わせも良いですね。
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ローガンが下山して町で買い物するシーン
Sideburn - Six Feet Under
ローガンが下山して町で買い物するシーンで流れた曲は、Sideburnの『Six Feet Under』です。
ノリの良いロックな曲と共に買い物する店の客が映し出され、ガラの悪さが際立ちますね。銃を撃ち鳴らして仲間に怒られる姿から何かが起こりそう…この6人を見送るローガンの厳しい目も印象に残ります。
ボウガンを持った男たちのこの後の動向が気になる中、店で買い物するローガンも「あなたはハンターじゃないの?」と聞かれるのに納得ですね。
雨の降る中、ローガンが目覚めるシーン
Symphony In D Minor, Mvmt 1
雨の降る中、ローガンが目覚めるシーンで流れた曲は、の『Symphony In D Minor, Mvmt 1』です。
男たちの悲鳴のような声が聞こえで目覚めるローガン。ラジオから穏やかな曲が聞こえていましたね。ローガンが声の聞こえた先に行くと、見知った熊が瀕死…苦しんでいる姿を見て止めを刺すべきだとは思いますが、「やらせないでくれ」と呟く神妙な面持ちが印象に残ります。
モーツァルトが作曲したこの「D短調の交響曲 第1楽章」は、交響曲の中の1楽章で、情熱的でダイナミックな作風が特徴ですね。
ローガンが店に男を探しに行くシーン
Cracker - Low
ローガンが店に男を探しに行くシーンで流れた曲は、Crackerの『Low』です。
雨の降る中、少しノリの良い曲が店内に流れていましたね。男が熊の恐ろしさを語る中、ローガンが到着。他の5人は殺されたと静かに語り、ローガンが詰め寄ると…毒を塗った矢は違法だと言いつつテーブルに乗せた手の甲を刺す!
毒のせいでクマは暴れたとわかる展開からも目が離せませんね。 男性シンガーの歌が少し聞こえてくる中、赤い長髪の女性・ユキオが刀「断斬」を振り回す姿にも注目ですよ。
マリコと新幹線で移動するシーン
Tara Busch - Calling Occupants Of Interplanetary Craft
マリコと新幹線で移動するシーンで流れた曲は、Tara Buschの『Calling Occupants Of Interplanetary Craft』です。
ローガンはマリコに付いていき、新幹線の上で敵と戦う!時速500キロに上る中、看板などにぶつかって吹き飛ばされたりする戦闘は見ていてハラハラしますね。一方で、狙われていたマリコは戦いに気付かず…席で穏やかな音楽を聞いていました。
喪服のままのマリコがイヤホンをしながら外の景色を眺めており、ローガンに言われて新幹線を下車。そのままラブホテルに行くことになるのがおもしろいですね。
ラブホテルで受付を済ますシーン
Saori Yuki - Ikigai
ラブホテルで受付を済ますシーンで流れた曲は、Saori Yukiの『Ikigai』です。
ラブ・ホテルとは知らずにローガンはここで身を隠そうと提案。マリコはホテルについて説明しつつ、ローガンは英語で日本人の受付の女性に空いてる部屋について伺います。受付の人は女性シンガーの歌を流しつつ、穏やかな曲が流れていました。
ローガンは部屋を2つ用意してもらいたいと思っていましたが、仕方なく火星をイメージした部屋に行くことになるのは少しコミカルです。
ユキオが森の元にローガンを連れていくシーン
Sexy Otonajan - Onna, Kanashi, Otona
ユキオが森の元にローガンを連れていくシーンで流れた曲は、Sexy Otonajanの『Onna, Kanashi, Otona』です。
ユキオはローガンのボディーガードだと言いつつ、森信郎の元へ連れていきました。豪華な部屋にいた森は裸にネクタイ…法務大臣だと堂々と言おうとしますがローガンの気迫が凄まじい!シンゲンに言われて婚約者のマリコを襲うよう手配した経緯を話すのが見ものです。
ムーディーな曲と女性シンガーの歌は、魅惑的な女性に囲まれた雰囲気にピッタリ。露出の多いワンシーンは日本らしさも表しているのかもしれませんね。
エンディング
Marco Beltrami,Pete Anthony - Where to?
エンディングで流れた曲は、Marco Beltrami,Pete Anthonyの『Where to?』です。
「ターン ターン」と単音が音を響かせ、「ジャンジャガジャンジャガ」と盛り上げていく曲はエンディングにピッタリ。BGMとしても印象に残りました。ローガンの日本の旅がひと段落し、マリコやユキオが生きてて良かったと切に思う終わりでしたね。
ジーンとの思い出にうなされるようなシーンも多かったですが、最後は心の中で解決できたのではと思いました。日本の東京・上野・長崎などを舞台に走り回るローガン達も見ものでしたね!
サウンドトラック
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