2017年6月1日公開の映画『LOGAN ローガン』。
プロフェッサーと共に年を重ねたウルヴァリンことローガン。チャールズ・エグゼビアと共に隠れて生活を送り、介護をしていましたが…ローラという少女が現れ、事態が急変します。ヒュー・ジャックマン主演、監督はジェームズ・マンゴールド。
この記事では、映画『LOGAN ローガン』で流れた音楽15曲をご紹介します。
※この記事はネタバレを含みます
公開年 | シリーズ作品 |
オリジナル | |
2000年 | X-メン |
2003年 | X-MEN2 |
2006年 | X-MEN:ファイナル ディシジョン |
新シリーズ | |
2011年 | X-MEN:ファースト・ジェネレーション |
2014年 | X-MEN:フューチャー&パスト |
2016年 | X-MEN:アポカリプス |
2019年 | X-MEN:ダーク・フェニックス |
ウルヴァリン | |
2009年 | ウルヴァリン:X-MEN ZERO |
2013年 | ウルヴァリン:SAMURAI |
2017年 | LOGAN/ローガン |
デッドプール | |
2016年 | デッドプール |
2018年 | デッドプール2 |
2024年 | デッドプール&ウルヴァリン |
『LOGAN ローガン』で流れた曲とは?
ローガンが盗人に声を掛けるシーン
Santi Mostaffa - Las Mil Y Una Noches
ローガンが盗人に声を掛けるシーンで流れた曲は、Santi Mostaffaの『Las Mil Y Una Noches』です。
ローガンが物音で目覚めると、男たちが車のタイヤを盗もうとしていた!テンポの良いラップの音楽を聞きながら作業していたようで、ローガンのことを気にも留めない様子でしたね。
男たちは銃を持ち出してローガンを撃ち、対するローガンはアダマンチウムの爪で攻撃!怒りマックスのローガンの容赦ない攻撃と、ノリの良い曲が奇しくも合ってしまいましたね。
女性客をリムジンに乗せて送迎するシーン
DJ Felli Fel Presents The Americanos feat. Lil Jon,, Juicy J, Tyga - Blackout
女性客をリムジンに乗せて送迎するシーンで流れた曲は、DJ Felli Fel Presents The Americanos feat. Juicy Jの『Blackout』です。
2029年、ローガンはエルパソでリムジンで人を送る仕事に就き、飲んで騒ぐ女性客たちを乗せていた際にノリノリのラップ音楽が流れましたね。
男性シンガーによる楽しそうな曲と共に、赤いライトに照らされるドレス服の女性たち。パーティーに到着するとローガンにお礼を伝えつつ、彼はまた迎車に向かいう姿はこれまでのシリーズとは違って新鮮にも思えます。
モーテルでメキシコから来た看護師のガブリエラに会い、2万ドルで娘をノースダコタに送って欲しいという展開にハラハラします。
ガブリエラが残した映像を確認するシーン
Happy Birthday
ガブリエラが残した映像を確認するシーンで流れた曲は、の『Happy Birthday』です。
ガブリエラが残した録画を見ると、彼女はトランシジェン研究所で10年働いていたとのこと…違法な研究だという彼女は子供たちの様子を映していくのが印象的。閉鎖された空間で過ごしていく子供たちが、「誕生日おめでとう」とハッピーバースデーの歌を歌っていましたね。
ケーキと一緒にお祝いをしていた子供に対し、感情を持たずにビジネスだと思って作業をしろと研究員が言うのにハラハラしました。驚きの事実が明かされる中、ローガンは何を思うのかが気になります。
ローガンが店に立ち寄るシーン
Jim Croce - I Got A Name
ローガンが店に立ち寄るシーンで流れた曲は、Jim Croceの『I Got A Name』です。
プロフェッサーはローガンの遺伝子が使われ、ローラは娘同然だと言いましたね。ローガンはそんな話は聞きたくないと言わんばかりに店に行き、店内から穏やかな男性シンガーの歌が少し聞こえてきます。
ローガンはローラに声を掛けつつ店内へ。ローラが店の前の乗り物を壊そうとするのを止めようとするので「大丈夫かな?」と思いました。
ローラが馬の乗り物で遊ぶシーン
Ted Caplan - William Tell Overture
ローラが馬の乗り物で遊ぶシーンで流れた曲は、Ted Caplanの『William Tell Overture』です。
ローラが店の前にある馬型の乗り物で遊ぶ際にクラシックで有名な曲が流れました。おもちゃのような乗り物にピッタリな音質で「テレレテレレテッテッテ」とゆっくり流れるのが特徴的。海外の遊園地の馬の乗り物は、こういう感じなのかなと思いました。
「ウィリアム・テル序曲」は、スイスの作曲家、Gioachino Rossiniによって作曲された楽曲です。
ローガン達が車で移動するシーン
Blaze & Chin Check - Party Life
ローガン達が車で移動するシーンで流れた曲は、Blaze & Chin Checkの『Party Life』です。
クラブやパーティーで流れるようなリズミカルな曲が聞こえてきましたね。他にもいくつか曲が聞こえてくる中、ローラは街のネオンに興味津々。
(他の曲はエンドロールで曲名がありましたが配信されている音源・動画などがないため照会できませんでした)
ローガンは服と車を変えるためにカジノ付きホテルに向かいます。
ローガン達がホテルに到着するシーン
U4L featuring Beth Enloe - The Party Starts Right Now
ローガン達がホテルに到着するシーンで流れた曲は、U4L featuring Beth Enloeの『The Party Starts Right Now』です。
カジノ付きホテル「ハラーズ」に到着すると、アップテンポな曲が聞こえてきましたね。女性シンガーによる明るくポップな歌は、パーティーのスタートにピッタリな感じがします。
プロフェッサーとローラと共にホテルの入り口からカジノを通っていくローガン。スロットマシンなどがある賑やかなカジノも良いですね。
ローラ達がカジノを通るシーン
Brooke Eden - American Dreamin’
ローラ達がカジノを通るシーンで流れた曲は、Brooke Edenの『American Dreamin’』です。
カジノに明るい女性シンガーの歌が流れ、ローラは洋服に目を止めましたね。変装する必要があるとプロフェッサーは言い、ローガンが服や帽子を買うのが印象的です。
Brooke Edenは、アメリカのカントリーミュージックシンガー。この曲はアメリカン・ドリームをテーマにし、夢を追うことなどを歌詞に込めています。
ローガン達がエレベーターで客室に向かうシーン
Cate Song - Love Is A Tricky Thing
ローガン達がエレベーターで客室に向かうシーンで流れた曲は、Cate Songの『Love Is A Tricky Thing』です。
洋服を買ってエレベーターに乗る際に、壮大な雰囲気のある女性シンガーの歌が流れていましたね。雰囲気が変わりつつ、豪華なホテルに合っているなと思いました。
客室に到着するとプロフェッサーがローラと一緒に映画を観るのが良いですね。そして、ローガンは「トランシジェン」に関する資料に目を通し、ローラにアダマンチウムが投入されたことを知っていくのでした。
ピアースが店を訪ねるシーン
Kaleo - Automobile
ピアースが店を訪ねるシーンで流れた曲は、Kaleoの『Automobile』です。
ピアースはローガンたちの足跡を追って、彼らが買い物した店へ。店内にはカントリー風の男性シンガーの歌が流れており、しっかりとした曲調が印象的です。
店員はローラたちの件は警察に話したと言いますが…ピアースの魔の手が迫っているのがわかり、ローガンたちが追い詰められていく展開は見ていてハラハラします!
ローガンが車を待つシーン
Grant Lee Phillips - Find My Way
ローガンが車を待つシーンで流れた曲は、Grant Lee Phillipsの『Find My Way』です。
ローガンは車を乗り換えるため、1万ドルを支払ってタイヤ交換を待ちます。1時間かかると言われて、ゆったりとしたムーディーな曲が流れるバーへ。そこでローラが持っていたXmenに関するアメコミを見るのですが…エデンについて書かれていたのに驚きましたね。
ノースダコタに行く理由は、アメコミが元になっているとわかり、ローガンが焦りを見せるのが伝わってきました。
ローガンがホテルに戻るシーン
Russell Dickerson - Blue Tacoma
ローガンがホテルに戻るシーンで流れた曲は、Russell Dickersonの『Blue Tacoma』です。
ローガンは車を手に入れてホテルへ。男性シンガーの爽やかな歌が聞こえてくる中、ピアースの手下が配置されているのに気付きます。
ピアースがローラを取り戻すため、ホテルに仲間を送り込んだようですが…危機を察したチャールズは、能力を暴発させてしまう展開にい冷や冷や!
辛うじて動けるローガンがなんとかチャールズの元にたどり着き、硬直した敵をグサグサと刺して回るのが印象に残ります。
ローラがネイトの聞いている音楽に興味を持つシーン
Raury - Devil’s Whisper
ローラがネイトの聞いている音楽に興味を持つシーンで流れた曲は、Rauryの『Devil’s Whisper』です。
ネイトの家で食事などの世話になるローガンたち。ローラはネイトが聞いている音楽に興味を持ったようで、彼からイヤホンを渡されて聞くのでした。男性シンガーによる歌が少し聞こえてくる中、リズミカルな曲が伝わってきますね。
ローラは曲が気に入ったようで、ネイトから音楽プレイヤーを借りれて嬉しそうでしたね。
小さな病院でローガンが目覚めるシーン
Bobby Helms - The Best Man
小さな病院でローガンが目覚めるシーンで流れた曲は、Bobby Helmsの『The Best Man』です。
傷だらけだったローガンが目覚めると、治療されていることに気付きましたね。穏やかな男性シンガーによる歌が流れる中、静かな雰囲気を感じさせます。
医者はミュータントを珍しいと言い、入院を進めますがローガンは聞かず…そのまま外に出るのでした。ローラは先に車に乗り、ローガンは盗んできたことに呆れた様子でしたね。
エンディング
Johnny Cash - The Man Comes Around
エンディングで流れた曲は、Johnny Cashの『The Man Comes Around』です。
カントリー風の曲調と共に男性シンガーによるリズミカルな歌が流れていくエンディング。クラシックギターならではの音と共に、雰囲気の合った歌声が印象的です。
ローガンがついに死を迎えるという物語の終わり…ローラがこれまでに無い表情を浮かべていたのも心に残りました。ミュータントたちが無事に逃げ切れただろうなと思いつつ、彼らが個々の能力を活かして戦うのも凄かったです!
サウンドトラック
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で流れる4曲をシーンごとに解説!
続きを見る
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で流れる8曲をシーンごとに解説!
続きを見る
映画『LOGAN ローガン』で流れる15曲をシーンごとに解説!
続きを見る