2004年2月7日公開の映画『ラブ・アクチュアリー』。
クリスマス前のロンドンを舞台にした群像劇で、ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、キーラ・ナイトレイなど豪華キャストによるラブストーリーです。
イギリスの首相に就任したばかりのデビッドは、新しいスタッフのナタリーに一目ぼれ。一方妹のカレンは夫の秘密のプレゼントに心躍らせます。
この記事では、映画『ラブ・アクチュアリー』で流れた曲をご紹介します。
『ラブ・アクチュアリー』で流れた曲とは?
オープニング
Billy Mack - Christmas Is All Around
オープニングで流れた曲は、Billy Mack(ビリー・マック)の『Christmas Is All Around』です。
笑顔と愛に溢れたオープニングシーンは思わずに見ている側も笑顔になってしまいますね。ビル・ナイ(ロックスターのビリー・マック役)のおちゃらけ演技もかっこいい。
ビル・ナイが父親役をした映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』もクリスマスシーズンにぴったりの作品なので、ぜひ大切な人との映画時間に見てみてください。
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ジュリエットとピーターの結婚式でマークが生ライブをサプライズプレゼントするシーン
Lynden David Hall - All You Need Is Love
ジュリエットとピーターの結婚式でマークが生ライブをサプライズプレゼントするシーンで流れた曲は、Lynden David Hall(リンデン・デビッド・ホール)の『All You Need Is Love』です。
オープニングに続いて、幸せいっぱいのウェディングシーン!シンプルなウェディングスタイルのジュリエットが美しいですね。
『All You Need Is Love』を甘いソウルボイスで歌っているLynden David Hallは、闘病生活の末、31歳という若さでこの世を去りました。才能豊かなシンガーだったのでとても残念に思います。
ジュリエットとピーターのウェディングパーティーでコリンがウェイターするシーン
Wyclef Jean - Take Me As I Am ft. Sharissa
ジュリエットとピーターのウェディングパーティーでコリンがウェイターするシーンで流れた曲は、Wyclef Jean(ワイクリフ・ジョン)の『Take Me As I Am ft. Sharissa』です。
『ラブ・アクチュアリー』のような群像劇の面白いところは、一見無関係の登場人物が少しずつ交差していくところですよね。
コリンの前向きな姿勢は良き!ただし、病気には気をつけてほしい。
ダニエルが妻の遺言でBay City Rollersの曲を葬式で流すシーン
Bay City Rollers - Bye Bye Baby
ダニエルが妻の遺言でBay City Rollersの曲を葬式で流すシーンで流れた曲は、Bay City Rollers(ベイ・シティ・ローラーズ)の『Bye Bye Baby』です。
ダニエルの妻の葬儀シーンと、ウェディングパーティーのシーンで同じ『Bye Bye Baby』が流れていますが、2種類の悲しみにしんみりとしてしまいます。
『Bye Bye Baby』は、The Four Seasons(フォー・シーズンズ)が1965年にリリースしたヒット曲で、Bay City Rollersのカーバー版が再度ヒットしました。
ウェディングDJが恋人たちへの曲を流すシーン
S Club Juniors - Puppy Love
ウェディングDJが恋人たちへの曲を流すシーンで流れた曲は、S Club Juniors (Sクラブジュニア)の『Puppy Love』です。
ジュリエットへ絶賛片思い中のマークにとって、純度100%のラブソングは耳が痛いところ。
運手中のコリンがトニーにアメリカ行きを報告するシーン
Maroon 5 - Sweetest Goodbye
運手中のコリンがトニーにアメリカ行きを報告するシーンで流れた曲は、Maroon 5の(マルーン5)『Sweetest Goodbye』です。
日本でもアメリカに憧れを持つ人はいますが、イギリスでも同じような人はいるのですね。トニーのコメントが辛辣で思わず笑ってしまいます。
ロックスターのビリー・マックがテレビ番組に出演するシーン
Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You
ロックスターのビリー・マックがテレビ番組に出演するシーンで流れた曲は、Mariah Carey(マライア・キャリー)の『All I Want For Christmas Is You』です。
NGワード連発のビリー・マックに、落書きをされてしまう今は懐かしのBlue。TomはよくBlueの『One Love』を聞いていました。
公務を終えたデイヴィッドが1人で踊りはじめるシーン
The Pointer Sisters - Jump (For My Love)
公務を終えたデイヴィッドが1人で踊りはじめるシーンで流れた曲は、The Pointer Sisters(ポインター・シスターズ)の『Jump (For My Love)』です。
『ラブ・アクチュアリー』の中で、Tomの一番好きなシーンです!ひと仕事かっこよく終えた後に踊るデイヴィッドが可愛い。
デイヴィッド役の ヒュー・グラントは、1999年の映画『ノッティングヒルの恋人』でもスイートな書店オーナーを演じていますよ。
ジュリエットに片思いがバレてしまったマークが困惑するシーン
Dido - Here with Me
ジュリエットに片思いがバレてしまったマークが困惑するシーンで流れた曲は、Dido(ダイド)の『Here with Me』です。
マークが撮ったウェディングビデオは、ジュリエットへの思いに溢れているものでした。マークの片思いに胸が締め付けられます。
ハリーの会社のクリスマスパーティーシーン
Sugababes - Too Lost In You
ハリーの会社のクリスマスパーティーシーンで流れた曲は、Sugababes(シュガーベイブス)の『Too Lost In You』です。
クリスマスシーズンのイギリスの街並みが素敵なシーン!日本もクリスマスシーズンになると、どこもキレイな装飾になっていて見て回るだけでハッピーな気分になりますね。
サラの恋の行方とハリーの火遊びにハラハラしちゃいます。
ハリーの浮気を心配する妻カレンをサラが気にしないように促すシーン
Justin Timberlake - Like I Love You
ハリーの浮気を心配する妻カレンをサラが気にしないように促すシーンで流れた曲は、Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)の『Like I Love You』です。
若くて美しい秘書に言い寄られてまんざらでもないハリー、カレンにバレバレですよ・・・。カレンの切ない表情にも胸が痛くなります。
サラが片思い中のカールとチークダンスするシーン
Norah Jones - Turn Me On
サラが片思い中のカールとチークダンスするシーンで流れた曲は、Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)の『Turn Me On』です。
サラのドキドキが画面越しでも伝わってくるシーンですね。サラとカールの不器用なやり取りにクスっと笑ってしまいます。
カレンがハリーのコートからプレゼントを見つけるシーン
Darlene Love - All Alone On Christmas
カレンがハリーのコートからプレゼントを見つけるシーンで流れた曲は、Darlene Love(ダーレン・ラヴ)の『All Alone On Christmas』です。
登場人物のそれぞれのクリスマスが始まる中、カレンはハリーがこっそり買ったジュエリーに嬉しそう!
『All Alone On Christmas』は映画『ホームアローン2』でもメイン曲として使用されていますよ。
👉 映画『ホーム・アローン』で流れた挿入歌9曲をシーンごとに解説!
👉 映画『ホーム・アローン2』で流れた挿入歌11曲をシーンごとに解説!
コリンが念願のアメリカに到着してバーに行くシーン
Santana - Smooth ft. Rob Thomas
コリンが念願のアメリカに到着してバーに行くシーンで流れた曲は、Santana(サンタナ)の『Smooth ft. Rob Thomas』です。
コリンの本能のままに行動する力にあっぱれ!
コリンのお相手役の美女二人は、マッドメン・シリーズのベティ役ジャニュアリー・ジョーンズと映画『アメリカン・パイ』のナディア役シャノン・エリザベスが演じています。
さらに、キャロル=アン役には24シリーズのキム役エリシャ・カスバートも!
コリンが美女たちとクリスマスのアメリカを楽しむシーン
The Calling - Wherever You Will Go
コリンが美女たちとクリスマスのアメリカを楽しむシーンで流れた曲は、The Calling(ザ・コーリング)の『Wherever You Will Go』です。
『ラブ・アクチュアリー』の中で一番クリスマスをエンジョイしているのはコリンでは!?
カレンがハリーからのプレゼントにショックを受けるシーン
Joni Mitchell - Both Sides Now
カレンがハリーからのプレゼントにショックを受けるシーンで流れた曲は、Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の『Both Sides Now』です。
ハリーの仕打ちがひどい。ハリーのプレゼントに動揺しながらも、子どもたちの前では決して表に出さず、何事もなかったように取り繕うカレンの姿に涙を流さずにはいられません。
ジョンとジュディがキスをしてジェイミーが家族の元を訪れるシーン
Otis Redding - White Christmas
ジョンとジュディがキスをしてジェイミーが家族の元を訪れるシーンで流れた曲は、Otis Redding(オーティス・レディング)の『White Christmas』です。
キュートなジョン役は海外ドラマの『SHERLOCK』と『FARGO/ファーゴ』でおなじみのマーティン・フリーマン!
また、ジェイミー役のコリン・ファースは、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『キングスマン』に出演していて、毎度個性豊かなキャラクターを演じています。
Tomのお気に入りのコリン・ファースは『英国王のスピーチ』です♪
マークがジュリエットとピーターの家を訪れるシーン
Silent Night
マークがジュリエットとピーターの家を訪れるシーンで流れた曲は、『Silent Night』です。
ちょっぴり切ないマークの『Silent Night』。大人の恋の終わらせ方だなぁとしみじみと思いました。
ピーター役は、ドクター・ストレンジ・シリーズのモルド役キウェテル・イジョフォー!
『ラブ・アクチュアリー』は、今も大人気の俳優陣が揃っているので久しぶりに見ると指差し確認が連発してしまいます!
登場人物がそれぞれロンドン・ヒースロー空港で出迎えるシーン
The Beach Boys - God Only Knows(神のみぞ知る)
登場人物がそれぞれロンドン・ヒースロー空港で出迎えるシーンで流れた曲は、The Beach Boys(ザ・ビーチ・ボーイズ)の『God Only Knows(神のみぞ知る)』です。
登場人物それぞれのストーリーと思いが交差するヒースロー空港。カレンとハリーがこれからどうなるのか気になるところ。
『ラブ・アクチュアリー』は、一年の節目にぴったりの作品ですね。
エンドロール
Kelly Clarkson - The Trouble With Love Is
エンドロールで流れた曲は、Kelly Clarkson(ケリー・クラークソン)の『The Trouble With Love Is』です。
いろんな愛のかたちが見れる『ラブ・アクチュアリー』。繰り返し見るたびに優しい気持ちになれる映画です。