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『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で流れる16曲をシーンごと解説!

こでぃも

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で流れる16曲をシーンごと解説!

https://youtu.be/1Jali1_aSuA



2003年8月2日公開の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』。

シリーズ1作目であり、ジャック船長が立ち寄った港町で騒動に出くわすのが物語の始まり。バルボッサにエリザベスがさわられ、ウィルがジャックに案内を頼むのですが…。監督はゴア・ヴァービンスキーで、日本の興行収入は68億円ほどでした。

この記事では、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で流れた音楽16曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます


『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』を聴く

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『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で流れた曲とは?

子供のエリザベスが船上で歌うシーン

カリブの海賊 Yo Ho (A Pirate's Life for Me)

Yo Ho A Pirates Life For Me

子供のエリザベスが船上で歌うシーンで流れた曲は、『Yo Ho A Pirates Life For Me』です。

子供のエリザベスが「ヨーホー ヨーホー 海賊暮らし」と霧深い海に向かって歌っていましたね。「無邪気なお嬢さん」という感じで、海賊に好奇心を抱いている様子だったのが印象的。

この曲はエリザベスとジャックが孤島で置き去りにされた時にヤケになって歌うシーンと、映画の最後にジャックがブラックパール号で航海を始める際にも歌います。

 

エリザベスが乗る船でギブスが愚痴をこぼすシーン

Klaus Badelt-Fog Bound

エリザベスが乗る船でギブスが愚痴をこぼすシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Fog Bound』です。

曲の前半はリズムよく曲がつむがれ、途中から不穏な雰囲気を思わせる曲に移り、映画の序盤で濃い霧が立ち込めている船が映し出されるシーンで流れます。

ギブスは「海賊の歌を歌えば災いを招く」と、ぼやきつつ、子供でも女を乗せるのは災いだと言っていましたね。エリザベスは海賊に会えたら楽しそうと言いつつ、ノリントン大尉が大言壮語を吐くのに注目でしょう。

エリザベスの父が心配する中、漂流していた男の子が見つかる!エリザベスは彼の持つ金貨を手にし、海賊船を見るという展開はハラハラしました。

ジャックがボロいボートで桟橋に到着するシーン

Klaus Badelt-The Medallion Calls

ジャックがボロいボートで桟橋に到着するシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『The Medallion Calls』です。

切なさを感じる曲調で始まり、ウィルがエリザベスを見送る際に流れていきます。剣を届けるウィルに対し、エリザベスはフランクに接しますが…彼女は少し悲しそうでしたね。

その後、キャプテン・ジャック・スパロウが風を受けつつ船に乗っている姿が映し出され、壮大な曲が流れます。彼は海賊船に乗っているのかと思いきや、浸水したボロいボートに乗っていた…それでも威厳たっぷりなジャックの姿は凛々しいですね。

ボートが沈みつつも桟橋に到着した際には、曲が少しコミカルになるのに注目ですよ。

エリザベスを助けたジャックが海兵から逃げるシーン

Klaus Badelt-The Black Pearl

エリザベスを助けたジャックが海兵から逃げるシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『The Black Pearl』です。

おどろおどろしさも感じさせる曲で始まり、徐々にパワフルな雰囲気を表していきます。颯爽と航海をしていくような曲となっていくのが特徴。

エリザベスはジャックが海賊でも命の恩人だと言いつつ、人質になってしまう!彼女を利用したジャックが海兵たちから華麗に逃げおおせる際に曲が流れます。

たくさんの兵に発砲されながらもマストの上のロープを利用しつつ、走っていくのですが…その姿は勇ましくは見えないのが特徴でしょう。

この曲は、最後にジャックが逃げるシーンなどでも流れます。

鍛冶職の店でウィルとジャックが対峙するシーン

Klaus Badelt-Will and Elizabeth

鍛冶職の店でウィルとジャックが対峙するシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Will and Elizabeth』です。

力強いオーケストラの音で始まり、盛り上がりを感じさせる曲です。鍛冶屋に逃げ込んだジャックは手錠を外すとウィルが登場!

エリザベスを脅した海賊を逃すまいと彼と戦うのが見ものです。剣や足さばきに目を見張る中、鍛冶用の道具を利用して戦うのも凄かったですね。

ウィルは毎日3時間の鍛錬をしていると言うと、ジャックは持ち前の軽口を叩くのも面白いです。彼らが不安定な足場で剣を交えるのにも注目ですよ。

ウィルがジャックを助けて海に出るシーン

Klaus Badelt-Walk the Plank

ウィルがジャックを助けて海に出るシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Walk the Plank』です。

迫ってくるような曲調で始まり、静かな夜の海を思わせる曲に変化していきます。「チャララン」という音と共にアップテンポになっていくのも特徴。

檻にいたジャックを助けたウィルと共にドーントレス号に向かう際に曲が流れます。ボートをかぶるように使いつつ、海底を歩くように進んで船にたどり着くのがおもしろいですね。

この後、インターセプター号を奪う際の華麗な手口にも注目でしょう。

バルボッサがエリザベスを生かす意味を教えるシーン

Klaus Badelt-Swords Crossed

バルボッサがエリザベスを生かす意味を教えるシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Swords Crossed』です。

静けさの中に狂気を感じさせる曲調で始まり、徐々に音量を上げていって高い音を響かせていきます。バルボッサはアステカの金貨の呪いについてエリザベスに話し、呪いを解くには彼女の血が必要だと明かす際に曲が流れました。

勇敢なエリザベスはナイフでバルボッサを攻撃しようとしますが…!ナイフが刺さっても全く動揺しない彼に驚きを隠せないエリザベスの姿が印象的です。曲の盛り上がりと共にエリザベスが船内のガイコツに驚いていくシーンも見逃せません。

ウィルたちが乗るインターセプター号が襲われるシーン

Klaus Badelt-Barbossa Is Hungry

ウィルたちが乗るインターセプター号が襲われるシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Barbossa Is Hungry』です。

荒波に立ち向かうような雰囲気で始まり、壮大な海を渡っていくような、広がりを感じさせる曲です。

エリザベスは浅瀬に逃げ込めば助かるかもしれないという提案をし、ブラックパール号から逃げようとする!差し迫った状況にピッタリな曲が流れました。

乗船していたウィルや船員たちが船にある不要なものを捨てて、スピードを上げようとするのが見もの。こうして海賊船どうしの激しい戦いが始まるのにも注目です。

ジャックとエリザベスが孤島で過ごすシーン

Klaus Badelt-Moonlight Serenade

ジャックとエリザベスが孤島で過ごすシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Moonlight Serenade』です。

「チャララー」という弦楽器の悲し気な曲調で始まり、曲の後半では迫ってくるような音と追い詰めていくような音が交互に流れます。

ジャックとエリザベスがバルボッサにより孤島に取り残された際に、二人でラムを飲む際に曲が流れましたね。切なさを感じさせる曲は、月夜にピッタリでした。

翌朝、エリザベスが酒を全て燃やして煙を上げるという展開にも注目ですよ。

ウィルが檻で父の話を聞くシーン

Klaus Badelt-Blood Ritual

ウィルが檻で父の話を聞くシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Blood Ritual』です。

静かで不安を煽るような曲で始まり、「ターラーラー」という低音を中心に響かせていく曲です。バルボッサの元で檻に入れられたウィルは、父のビルの最期について聞きました。

深海に沈められたという重々しい話に合う曲となりましたが、切なさも感じます。ウィルと父のビルの話は続編でも続いていきますよ。

この曲の後半では、「タン タン タンタンタタン」とリズミカルな音が続いていきます。

ジャックとバルボッサが洞窟で剣を交えるシーン

Klaus Badelt-To the Pirates' Cave!

ジャックとバルボッサが洞窟で剣を交えるシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『To the Pirates' Cave!』です。

まくし立てるような低い音ででアップテンポなリズムに、曲の後半では「チャララン」と波のような音が続いていきます。

ジャックとバルボッサが剣を交えて戦う際に、この曲の壮大なパートが流れますよ。ジャックがバルボッサの身体を剣で貫いた瞬間、曲が静かになるのが良いですね。

ジャックも刺されてどうなるかと思いきや、彼は呪われた金貨をかすめとっていたことで不死身になっていた!こうしてバルボッサともども、不死身の身体の者たちの戦いが続いていきますよ。

洞窟や船で海賊と海兵が戦うシーン

Klaus Badelt-Skull and Crossbones

洞窟や船で海賊と海兵が戦うシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Skull and Crossbones』です。

曲の最初から盛り上がりを感じさせ、後半では低い音で迫ってくるような曲調に変わります。

ジャックが不死身と知ったバルボッサですが、手を休めることなく攻め立てる!一方、エリザベスの父が乗っている船で、海兵と海賊たちが戦っているため目が離せません。

エリザベスの父親も窮地に陥る中、再びジャックたちの戦いにシーンが移ります。一連の戦いの際に常時、この曲の壮大なパートが流れるため迫力がありますよ。

ノリントンが船上で海賊と戦うシーン

Bootstrap's Bootstraps

Klaus Badelt-Bootstrap's Bootstraps

ノリントンが船上で海賊と戦うシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Bootstrap's Bootstraps』です。

恐ろしさを感じさせる雰囲気で始まり、「チャーチャチャチャー」という金管楽器のファンファーレのような音が続いていく曲です。

ボートに乗っていたノリントンたちが船に到着し、戦い始める際にピッタリの音でした。曲の後半では低めの音に変わっていき、ウィルの窮地が写されるのにも注目!

エリザベスが彼を助けつつ、2人の共闘が繰り広げられますよ。手りゅう弾を使ったり、敵の動きを止めたりするアクションが見ものです。

ジャックが1発しかない銃弾を撃つシーン

Klaus Badelt-Underwater March

ジャックが1発しかない銃弾を撃つシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『Underwater March』です。

低音の静かな曲で始まり、「チャララー」というゆっくりとした音が続いていきます。ジャックが放った銃弾がバルボッサを貫いた瞬間に流れ、切なさを感じさせましたね。呪いが解けたのに彼を待っていたのは死だった…意外な結末を迎え、見入ってしまいました。

曲の後半では一歩一歩踏みしめるような音が流れるのが特徴で、この部分はバルボッサの部下たちがノリントンの船に向かう際に流れます。不死身の船員は月あかりが照らす海の底を歩いていくのが凄いですよ。

ウィルとエリザベスがキスをするシーン

Klaus Badelt-One Last Shot

ウィルとエリザベスがキスをするシーンで流れた曲は、Klaus Badeltの『One Last Shot』です。

「チャララー」という音が切なげに流れていき、低音の金管楽器が響いた後に冒険の始まりを告げていくような曲調に変わります。

ジャックが海兵たちに挨拶をして海に飛び込むまでに曲が流れるため、彼らしさを感じますね。ジャックは迎えに来たブラックパール号に向かい、ノリントンはすぐには追わなかった…。

そして、ウィルにエリザベスを大切にするよう言うのが印象的です。曲も終わりに向けつつ静かに奏でる中、ウィルとエリザベスのキスと共に盛り上がるのが良かったです。

エンディング

Klaus Badelt-He's a Pirate

エンディングで流れた曲は、Klaus Badeltの『He's a Pirate』です。

『彼こそが海賊』は勢いのある曲で、「タラランララン」という曲が壮大に続いていきます。大海原を航海する音と共にエンディングに移るのが印象的。

ジャックは再びブラックパール号の船長を務めることになり、キャプテンらしい帽子と上着を付けていたのがカッコ良かったラスト!

ジャックの冒険は続いていき、ギブスやエリザベスたちも続編以降に登場するため目が離せません。

 

サウンドトラック

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年100本以上の洋画を見て海外ドラマもついつい見続けてしまう こでぃもです。新作公開映画は年に20本観るので時間が欲しくてしょうがないです(笑)マーベル、DC、ディズニーを見たり、ネットフリックスのオリジナル作品も凄いなと思う今日この頃。アクション映画の迫力、ファンタジーの魅力などなど、皆さんにも映画のおもしろさを伝えつつ、楽しんでいければと思いますのでよろしくお願いします!