2006年7月22日公開の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』。
シリーズ2作目で、ジャックがデイヴィ・ジョーンズとやクラーケンに追われるという展開が繰り広げられる物語。血の契約を交わしたジャック、結婚を引き裂かれたウィルとエリザベスのストーリーは必見!監督はゴア・ヴァービンスキーで、日本の興行収入は100億円ほどでした。
この記事では、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で流れた音楽12曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
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公開日 | シリーズ作品名 |
2003年 | 『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で流れる16曲をシーンごと解説! |
2006年 | パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト |
2007年 | 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』で流れる14曲をシーンごとに解説! |
2011年 | 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で流れる8曲をシーンごとに解説! |
2017年 | 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で流れる17曲をシーンごとに解説! |
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で流れた曲とは?
航海士のギブスが酒を飲みながら歌うシーン
Yo Ho A Pirates Life For Me
航海士のギブスが酒を飲みながら歌うシーンで流れた曲は、『Yo Ho A Pirates Life For Me』です。
一等航海士のギブスはブラックパール号の留守を任され、酒を飲みながら「ヨーホーヨーホー」と容器に歌っていましたね。海賊たちのおなじみの歌は楽しそうにも聞こえてきます。
霧が立ち込める海上で、船長であるジャックを待っているようでしたが…たくさんの鳥が飛んで行くその先を見やるのが怖かったです。多くの労働者がいる中、拷問されて亡骸となるものもいるという状況が映し出されますよ。
棺から出てきたジャックがブラックパール号に向かうシーン
Hans Florian Zimmer - I've Got My Eye on You
棺から出てきたジャックがブラックパール号に向かうシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『I've Got My Eye on You』です。
少しずつ近づいてくるような曲調で始まり、低音で流れるようなBGMです。後半からは「チャーラーラー」という勇ましい音に変わっていき、この部分は映画の序盤でジャックが海を渡る際に流れます。
霧の立ち込める中、ブラックパール号に向かって漕ぎ出すジャックですが…木の棺の遺体から骨を持ち出しつつ、漕いでいくのは凄いですね。
彼が盗み出したのは鍵が書かれた一枚の布…海賊のお宝と言えば鍵が欠かせなさそうですが、果たして何の鍵なのかが気になります。
船に乗ったジャックが酒を取りに行くシーン
Hans Florian Zimmer - Jack Sparrow
船に乗ったジャックが酒を取りに行くシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『Jack Sparrow』です。
弦楽器がジャックの動きのようなふわっとした雰囲気で音色を奏でていき、ゆったりとした感じがする曲です。揺れる船を移動するのにぴったりの曲が流れる中、船員たちがいびきをかいて寝ているのが印象的。
倉庫で酒を取ろうとするジャックを驚くべき人物が待っているのに注目ですよ。
この曲の途中から「チャンチャララン」という軽快な音楽を奏でますが、その部分は首長となったジャックが島から逃げようとする際に流れます。
ウィルがジャックのいる島に到着するシーン
Hans Florian Zimmer - Dinner is Served
ウィルがジャックのいる島に到着するシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『Dinner is Served』です。
打楽器を叩く音と、民族風の曲が流れる中、ウィルとジャックの再会シーンへ。言葉の通じない民族に連れられたウィルはあがめられているジャックに驚きましたが…彼らのピンチが続いていくのに注目ですよ。
この後、ウィルたちが球状に作られた骨の檻に捕らわれて宙づりになる中、サーカスのような曲が流れるのが楽しそうで良いですね。このままでは死んでしまうという窮地を脱するべく、必死に崖を登ろうとするのが見ものです。
ジャックたちがティア・ダルマに会いに行くシーン
Hans Florian Zimmer - Tia Dalma
ジャックたちがティア・ダルマに会いに行くシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『Tia Dalma』です。
笛の音色と共に「ダン ダン ダン」という音が続いていく曲が、ジャック達がティア・ダルマに会いに行く際に流れます。不穏な雰囲気が最後まで続いていく曲と共に、川をボートで登っていく船員たち…暗く、木々が生い茂る場所をゆっくりとボートで漕ぎ進むのが印象的ですね。
ジャックはデイヴィ・ジョーンズのクラーケンを特に恐れているとギブスがウィルたちに話すのも聞き入ってしまう中、蛍がぼんやりと照らした川上の家にいるティア・ダルマに注目です。
ウィルが幽霊船と遭遇するシーン
Hans Florian Zimmer - The Kraken
ウィルが幽霊船と遭遇するシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『The Kraken』です。
低音を刻みつつ、掛け声のような音と迫りくる音が続いていく曲です。ウィルが難破した船で男に声をかけると彼は何かにおびえていた…雨の中、不穏な雰囲気を煽る曲が続いていくのが見どころですね。
そうして海中から幽霊船(フライング・ダッチマン)が登場すると同時に曲が盛り上がっていくのがカッコ良い!ウィルの雄姿を見届けつつ、デイヴィ・ジョーンズの登場するのには目を見張るでしょう。
この曲の途中から鼓動音とパイプオルガンによる音が流れますが、ウィルが貿易船に乗ってクラーケンに襲われる際に使われます。
トルトゥーガの酒場でジャックたちが人を集めようとするシーン
Hans Florian Zimmer - Two Hornpipes (Tortuga)
トルトゥーガの酒場でジャックたちが人を集めようとするシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『Two Hornpipes (Tortuga)』です。
陽気な曲で踊りたくなるような雰囲気が特徴で、自由な港の「トルトゥーガ」の酒場にピッタリな曲ですね。演奏している人たちを見やりつつ、酒を飲んだり、喧嘩をしたりする者たちを横目に見て過ごせることでしょう。
ギブスがブラックパール号の船員の面接をしていると、見覚えのある男が現れて大騒ぎになっていくのが見ものですよ。この後のエリザベスやノリントンが剣を振るう姿もお見逃しなく!
ビルが息子のウィルに鞭を打つシーン
Hans Florian Zimmer - A Family Affair
ビルが息子のウィルに鞭を打つシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『A Family Affair』です。
静かに足早に迫ってくるような曲が流れ、ビルがウィルに鞭打ちをしていくシーンとなります。緊迫感を煽るような雰囲気が特徴となる曲であり、ビルが仕方なく鞭を振るうのが痛々しいですね。
甲板長が鞭を振るえばウィルも大変な目に遭うと判断しての行動でしたが…死んだと思っていた父との再会がこのような展開になるのは悲しさも覚えました。
5回鞭を打たれたウィルの姿、涙ぐんでいるような面持ちを見せるビルのどちらの姿も印象に残ります。
デイヴィ・ジョーンズがパイプオルガンを演奏するシーン
Hans Florian Zimmer - Davy Jones
デイヴィ・ジョーンズがパイプオルガンを演奏するシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『Davy Jones』です。
パイプオルガンによる力強い音色を響かせるのは幽霊船のデイヴィ・ジョーンズでした。海洋生物が複合したような見た目の彼は顎から生えている無数の触手を使ってパイプオルガンを演奏する!
苦しそうな雰囲気で演奏するのは、恋した相手を想ってのことでしょうか…甲板では雨の中、荷を下げようとしていますがこの後のターナー親子の展開からも目が離せません。幽霊船の様々な乗組員たちの姿にも注目です。
ジャック、ウィル、ノリントンが剣を交えるシーン
Hans Florian Zimmer - Wheel of Fortune
ジャック、ウィル、ノリントンが剣を交えるシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『Wheel of Fortune』です。
ジャック、ウィル、ノリントンはそれぞれの思惑を果たすために剣を交える!砂浜で戦う3人にピッタリな軽快な曲が良いですね。そこにデイヴィ・ジョーンズの船員も集まってくる中、追いかけっこのように戦っていくのがおもしろいです。
アクションにハラハラさせられつつ、鍵をめぐって走り回る彼らから目が離せません。ジャックが得意の話術でノリントンを煽ったり、水車の上で戦ったりするのが見ものでしょう。
エリザベスがジャックをおとりにするシーン
Hans Florian Zimmer - You Look Good Jack
エリザベスがジャックをおとりにするシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『You Look Good Jack』です。
少しだけ音が聞こえてくる中、不穏さを感じさせる曲がジャックがエリザベスに手錠をかけられるシーンで流れます。彼女はジャックをブラックパール号に取り残すことで、自身やウィルたちを助けることにつながると判断したのでしょうね。
しかし、ウィルはエリザベスがジャックにキスをしたところだけを目撃してしまい、複雑な心境を抱いたのではと思いました。
この曲の後半は差し迫った音楽に変わっていくのが特徴です。
ジャックがクラーケンと対峙するシーン
Hans Florian Zimmer - Hello Beastie
ジャックがクラーケンと対峙するシーンで流れた曲は、Hans Florian Zimmerの『Hello Beastie』です。
全体的に静かな曲が流れ、壮大なオーケストラの音楽を経て、後半では悲しげな雰囲気に変わっていきます。この曲はブラックパール号に置き去りにされたジャックがクラーケンと対峙するシーンで流れ、彼が「よう、怪物」と言いながら剣を構えるのですが…。
牙がびっしりと生えた大きな口を開けたクラーケンにジャックはなす術もありませんでした。彼の最後を見送ったデイヴィ・ジョーンズですが、不吉に思ったのか心臓の所在をすぐに確認!すると中身は無かった…。果たして彼はどうなるのでしょうか?
この後、ウィルたちはティア・ダルマに会い、7つの海を知り尽くした船長が必要であることから、死んだはずのバルボッサが現れるのは驚きです。
サウンドトラック
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