2011年6月11日公開の映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』。
「X-MEN」シリーズの起源を描くアクション満載の作品。物語は、チャールズ(プロフェッサーX)とエリック(マグニートー)の出会いと友情、そして別れまでを描いていきます。CIAの依頼で人類を脅かすミュータントたちとの戦いも必見。ジェームズ・マカボイ、マイケル・ファスベンダーが出演し、監督はマシュー・ボーンです。
この記事では、映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で流れた音楽7曲をご紹介します。※この記事はネタバレを含みます
公開年 | シリーズ作品 |
オリジナル | |
2000年 | X-メン |
2003年 | X-MEN2 |
2006年 | X-MEN:ファイナル ディシジョン |
新シリーズ | |
2011年 | X-MEN:ファースト・ジェネレーション |
2014年 | X-MEN:フューチャー&パスト |
2016年 | X-MEN:アポカリプス |
2019年 | X-MEN:ダーク・フェニックス |
ウルヴァリン | |
2009年 | ウルヴァリン:X-MEN ZERO |
2013年 | ウルヴァリン:SAMURAI |
2017年 | LOGAN/ローガン |
デッドプール | |
2016年 | デッドプール |
2018年 | デッドプール2 |
2024年 | デッドプール&ウルヴァリン |
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で流れた曲とは?
エリックがシュミットに呼び出されるシーン
Edith Piaf - La Vie En Rose
エリックがシュミットに呼び出されるシーンで流れた曲は、Edith Piafの『La Vie En Rose』です。
シュミットはレコードをかけ、ほのかに女性シンガーの歌が聞こえてきましたね。呼び出されたエリックは懸命にコインを動かそうとしますが上手くいかず…シュミットはベルで兵を呼び、エリックの母を射殺。
怒りを露わにしたエリックは部屋にあった金属を動かし、兵を殺したりするのが印象に残ります。子供の頃の体験を経て、大人になったエリックの動向に注目ですよ。
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エマがヘンドリー大佐を案内するシーン
Freddy Cannon - Palisades Park
エマがヘンドリー大佐を案内するシーンで流れた曲は、Freddy Cannonの『Palisades Park』です。
エマ・フロストと名乗るブロンドの美女。彼女がヘンドリー大佐を案内する際にノリの良い音楽が流れていました。パーティーの余興だと言いつつ、案内していく…露出の多い服を着た女性たちや男性のお客も多数いるのが気になりますね。
ヘルファイヤークラブで大佐の後を追う際に、女性も服を脱ぐことで潜入を成功させるのはさすがです。第3次大戦が始まるのではとハラハラしますね。
チャールズたちがミュータントをスカウトするシーン
Gnarls Barkley - Run (I’m A Natural Disaster)
チャールズたちがミュータントをスカウトするシーンで流れた曲は、Gnarls Barkleyの『Run (I’m A Natural Disaster)』です。
軽快でノリの良いリズムと共に男性シンガーの歌もノリノリな曲。チャールズとエリックがミュータントをスカウトしに行く際にピッタリな音楽です。さまざまな場所に赴き、ステージにいたエンジェルを始め、ダーウィン、バンシー、アレックスたちが仲間になっていくのが良いですね。
ローガンにも会いに行ったことがわかりますが、酒を飲む彼は全く相手にしませんでした。チャールズが少し根に持っていることが次の作品で分かりますよ。
レイブンが新しい仲間と能力を見せ合うシーン
Booker T. & The MG’s - Green Onions
レイブンが新しい仲間と能力を見せ合うシーンで流れた曲は、Booker T. & The MG’sの『Green Onions』です。
レイブンはスカウトされた仲間と和気あいあいとしていましたね。昔ながらの音楽を聞きながら、コードネームを決めていくのは楽しそうです。
レイブンは「ミスティーク」と名乗るようになり、どこでも適応する能力や飛べる能力などを披露していく若者たちはみんなすごい!特にアレックスは能力をしっかり操れないけど、威力の凄まじさに驚きました。
チャールズたちがレイブンたちの部屋に向かうシーン
Chan Romero - Hippy Hippy Shake
チャールズたちがレイブンたちの部屋に向かうシーンで流れた曲は、Chan Romeroの『Hippy Hippy Shake』です。
思わず踊りたくなるような曲が流れる中、レイヴンや新しいミュータント仲間たちは大騒ぎ!音楽に合わせて踊っているだけでなく、部屋をめちゃくちゃにしていたのは若さゆえの感じもします。
軽快な歌と合わせてチャールズたちが来ましたが…あきれた様子でしたね。プロフェッサーXとマグニートーの名前を付けるのもこのタイミングでした。
ショウがソ連の軍と接触するシーン
The Red Army Choirs Of Alexandrov - Soviet National Anthem
ショウがソ連の軍と接触するシーンで流れた曲は、The Red Army Choirs Of Alexandrovの『Soviet National Anthem』です。
ソビエト(モスクワ)にて、「ソビエト連邦国歌」が歌われていましたね。第2次世界大戦中に愛国心を高めるための曲であり、軍が合唱していると迫力もあります。キューバへミサイルを配置するという話がリアルでした。
ショウの考えが気になる一方で、彼自身の驚くべき能力に目を見張ります。
※動画は他の人が歌っているバージョンです
エンディング
Take That - Love Love
エンディングで流れた曲は、Take Thatの『Love Love』です。
エリックは「マグニートー」として仲間を集め始めるというラストを経てエンディングへ。リズミカルでテンポ良い歌と音楽から、チャールズとエリックの仲の良かったシーンが思い出されましたね。
チャールズはアカデミーを始めようとしつつ、車イス生活になったこともラストで分かりました。ミュータントたちのその後は各シリーズで語られていくのにも注目ですよ。チャールズとエリックの出会いや別れが印象的な作品でした。