『HiGH&LOW THE WORST X』で流れる挿入歌10曲を解説！

2022年9月9日公開の映画『HiGH&LOW THE WORST X』。

『HiGH&LOW』、『クローズ』などのクロスオーバー作品であり、男たちの友情や白熱した戦いを描く物語です。「EXILE TRIBE」などのメンバーが学校の不良を演じる中、今作ではどういった戦いが繰り広げられるのでしょうか？監督は平沼紀久で、前作の日本の興行収入は12億円ほどでした。

この記事では、映画『HiGH&LOW THE WORST X』で流れる音楽7曲をご紹介します。※結末やネタバレを含むのでご注意ください！

『HiGH&LOW THE WORST X』で流れた曲とは？

主題歌（THE RAMPAGEの『THE POWER』）

THE RAMPAGE - THE POWER

主題歌は、THE RAMPAGEの『THE POWER』です。

男性シンガーたちが「ザ・パワー」と高い声で響かせて歌い、低音でリズムに合わせて英単語を刻んでいく声が続いていく曲です。高音を響かせたり、ラップのパートを含んだりするのが特徴。

この曲は映画の序盤で楓士雄が鈴蘭を訪ねたシーン、瀬ノ門高校で戦うシーン、エンディングなどで流れます。

「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」は2014年から活動している日本のダンス・ボーカルグループで、現在16人の男性で構成されています。今曲では1番のメロを長谷川慎が担当しています。

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鬼邪高校の楓士雄と鎌坂高校の氷室零二が戦うシーン

THE RAMPAGE - Slam That Down

鬼邪高校の楓士雄と鎌坂高校の氷室零二が戦うシーンで流れる曲は、THE RAMPAGEの『Slam That Down』です。

軽快に曲が始まって重みのあるビートと共に、キレを感じさせる曲が特徴。劇中歌では戦闘時に使われるとのことで、まくし立てるような一面も感じさせますね。

楓士雄と司を始め、鬼邪高の泰・清一派、中・中一派たちが三校連合に襲われるという大変な事態に！

楓士雄は氷室を相手にサシで戦い、相手がメリケンサックを持っているのにも関わらず勝利を収めました。熱い戦いにぴったりな曲が流れていたのが印象的ですね。

鬼邪高が窮地に立たされるシーン

DEEP SQUAD - Pouring rain

鬼邪高が窮地に立たされるシーンで流れる曲は、DEEP SQUADの『Pouring rain』です。

三校連合は数が多く、卑怯な手もいとわない不良の集まり…そのため、鬼邪高の生徒たちの多くは傷付き、倒れてしまうのでした。

その際に静かな歌声とピアノの伴奏が流れるため雰囲気をさらに際立ていましたね。果たして彼らは立ち上がることができるのか、そして拉致された司は無事に帰ってこれるのか、今後の展開は要必見です！

この曲は、「DEEP SQUAD」の比嘉涼樹、杉山亮司、宇原雄飛がバラード調に歌い上げる曲です。（比嘉涼樹は瀬ノ門工業高校の津田沼役を務めます）

楓士雄たちが三校連合にリベンジするシーン

MA55IVE THE RAMPAGE - RIDE OR DIE

楓士雄たちが三校連合にリベンジするシーンで流れる曲は、MA55IVE THE RAMPAGEの『RIDE OR DIE』です。

瀬ノ門工業高校・江罵羅商業高校・鎌坂の三校連合は勢いづく中、瀬ノ門に楓士雄たちが乗り込む！司を助けるために彼は鳳仙に頭を下げて協力を求めるという展開が熱かったですね。

前作で戦い合ったこともある2校が協力し、一丸となって戦う際に曲が流れるのがカッコいい！

ヒップホップとロックを合わせたクールな曲で、掛け声を上げるように歌ったり、リズムに乗って歌を刻むのが特徴ですね。

鳳仙の小島田たちが敵を蹴散らしていくシーン

EXILE THE SECOND - Top Down

鳳仙の小島田たちが敵を蹴散らしていくシーンで流れた曲は、EXILE THE SECONDの『Top Down』です。

小刻みなギター音で始まり、刻むようにして歌が続いていく曲です。鳳仙学園の幹部の小田島たちが瀬ノ門高校で暴れ、敵を蹴散らしていくシーンにピッタリな勢いのある曲でしたね。

数人で脚立を構えてフェンスを破ったり、小田島が２本のパイプを華麗に振り回したりと鳳仙の戦いからも目が離せませんでした。

そんな彼らですら徐々に苦戦を強いられることになりますが…驚きの助っ人たちの登場にも注目です。

鈴蘭男子高校が助っ人に現れるシーン

BALLISTIK BOYZ - We never die

鈴蘭男子高校が助っ人に現れるシーンで流れる曲は、BALLISTIK BOYZの『We never die』です。

ヒップホップの軽快さと重みのあるビート、そしてエレクトロ音楽が合わさったクールな曲！低音でダークな雰囲気がありつつも、曲の盛り上がりは熱を帯びていて鈴蘭にピッタリな音楽ですね。

瀬ノ門の不良たちは様々な罠を仕掛けており、楓士雄たちが苦戦する中、なんとラオウ一派が助けに登場！そのまま”最強”と噂されるラオウが無双する様は見ものでした。

曲と共に彼らが暴れるシーンは今作の見どころの一つでしょう。

楓士雄と轟たちが司を助けるシーン

PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE - WARRIORS

楓士雄と轟たちが司を助けるシーンで流れる曲は、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの『WARRIORS』です。

ピアノの静かな前奏に低音のビートを刻んでいく曲で、男性シンガーの歌が続いていきます。

傷ついても立ち上がり続ける戦う男たちの歌にピッタリな曲で、「ウォリアーズ」と呼びかけるのが印象的。

苦戦しつつも楓士雄たちが司が捕えられている体育館に到着し、そこで須嵜亮と対峙！天下井の命令の元、腕っぷしのある須嵜亮が戦う様は凄かったですね。

楓士雄、轟、小島田が戦い、傷付いても立ち上がる際に曲が流れるため見入ってしまいました。

須嵜が天下井のために必死に戦うシーン

RIKU - Stand by you

須嵜が天下井のために必死に戦うシーンで流れた曲は、RIKUの『Stand by you』です。

須嵜は子供の頃に助けてくれた天下井との約束を覚えており、彼のために必死に戦い続けましたね。天下井は”仲間”という関係性を嫌っているようで、須嵜との約束も覚えていないのではと思われましたが…。

それでも須嵜は黙って彼に付き従っていくという一連のストーリーが印象的。

そんな須嵜が楓士雄たちと戦い、過去を思い出すシーンで感動的な曲が流れましたね。須嵜も楓士雄も仲間のために戦っているという心情を感じさてくれました。

瀬ノ門での戦いを終えて帰るシーン

川村壱馬,吉野北人,中本悠太,三山凌輝 - Wings

瀬ノ門での戦いを終えて帰るシーンで流れる曲は、川村壱馬,吉野北人,中本悠太,三山凌輝の『Wings』です。

「THE RAMPAGE」の川村壱馬・吉野北人、「NCT 127」の中本悠太、「BE:FIRST」三山凌輝による歌は、爽やかで落ち着きを感じさせますね。ピアノの前奏とバンドが刻む音楽もピッタリです。

仲間との絆を強く感じさせる楽曲に仕上げたとのことで、楓士雄が仲間と共闘して勝利を収めたというラストに合っていたなと思いました。

また、須嵜と天下井が関係を取り戻したことに改めて「良かったな」と思わせてくれた一曲です…感動しました！

エンディング

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE - Fallen Butterfly

エンディングで流れた曲は、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの『Fallen Butterfly 』です。

羽ばたく蝶を思わせるような、アップダウンがある曲ですね。遠くまで響かせるような歌、まくし立てるようなラップ、熱く歌うパートなど様々な歌が組み合わさっているのが印象的。

各学校が混ざっているような雰囲気を感じさせるため、今作にピッタリだなと思いました。「上も下も無い」という歌詞と共に自由を歌うのも、伸び伸びと生きる登場人物たちを思わせてくれますよ。

筆者の感想

鈴蘭たちの登場も驚きですが、志尊淳が演じる佐智雄も現れたのは意外でしたね。今作では海外にいたという佐智雄ですが、帰国して早々、学校どうしが争っているのを知って呆れたかもしれません。

それでも楓士雄を助けて声を掛けつつ、ラオウとの再戦を望む姿はクールだなと思いました。

また、ラオウの過去や生き様もカッコ良く、楓士雄が友達になって欲しいと言うのも納得でしたね。気さくで強さにどん欲な楓士雄の今後も楽しみです。

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